「匠味アボガド山葵」の開発者、寺本和男氏インタビュー。

2004/10/04 10:54 Written by コ○助

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8月20日の発売開始時には通称「緑モス」と呼ばれる新型店舗専用のメニューだった「匠味アボガド山葵」なりが、10月1日から販売店舗が全国501店の全店舗に拡大。「近くに『緑モス』がない」と嘆いていたモスファンでも気軽に購入することができるようになったなりね。皆さんはもう「匠味アボガド山葵」、試してみたなりか? コ○助は残念ながらまだ食べる機会を得ていないなりが、わさびの風味がツーンと利いたアボカドがまずいわけがないし、早く食べたくて仕方がないなりよ。この出遅れは、アボカド好きとしては失格なり(笑)。

参考までにモスバーガーのプレスリリースにある、「匠味アボガド山葵」の商品紹介を振り返っておくと。
「この商品は、匠の技で仕上げたバンズ、パティ、匠味ソースの『おいしさ』『こだわり』はそのままに、栄養価の高いことで知られるアボカドと静岡の有東木(うとうぎ)を中心とした安倍川水系で栽培された山葵を添えました。レタス、トマト、スライスオニオンの上に特製マヨネーズソースをかけ、ボリュームあるジューシーなパティを重ね、醤油ベースの特製ソース、アボカドをトッピングし、匠味専用のバンズで挟みました。さらに、アボカドや肉と相性の良いすりおろした山葵を添え、お好みでつけてお召し上がりいただきます。山葵本来のすっきりとした辛味が肉の旨味と野菜の自然な甘さを引き立て、一つ一つの素材の味が斬新なハーモニーを奏でる、奥深い和の一品に仕上がりました」

読めば読むほど、美味しそうなりね(笑)。つい先日、この非常に魅力的な「匠味アボガド山葵」を開発した、モスフードサービス総合商品開発室エキスパートリーダーの寺本和男氏のインタビュー記事が日経流通新聞に掲載されていたなりよ。少しかいつまんでご紹介するなりね。
「加工品の練りわさびや粉わさびは辛みが強すぎ、上品な香りの国産天然物が一番」
「高価格、十分以上の調理時間というファストフードに相反する商品に挑戦した」

昨年8月から販売を開始した高級バーガー「ニッポンのバーガー 匠味シリーズ」が販売一周年を迎えるにあたり、桜田厚社長から飛んだ号令が「モスにしかできない商品とこだわりを徹底せよ」。この号令に対し、寺本氏が真っ先に思いついたのが、かねてから商品化の機会をうかがい、高級店「モスズシー」で常に売上高上位に食い込んでいた「アボカドを使ったハンバーガー」というコンセプト。そして、「ニッポンのバーガー」を標榜するなら、わさびで味付けをしよう、ということで「匠味アボガド山葵」が誕生したなりね。

ただ、生の国産山葵にこだわったことや、色の変わりやすいアボカドを食材として使うことの難しさから、いろいろな紆余曲折があったようなりよ。アボカドは食べ頃が分かりにくい上に、切り置きしておくとすぐに変色して美味しそうな色では無くなってしまうなりからね。でも、それらの問題もオペレーションの流れなどを検討し直すことで、無事に販売にこぎつけることができたというなり。

「匠味アボガド山葵」で検索をすると、すでにたくさんの「食べてみました!」という報告を目にすることができるなりが、いずれもなかなか高評価の様子。コ○助はアボカドバーガーはクアアイナのものが最強だと思っているクアアイナ信者なので「匠味アボガド山葵」にハマれるかどうかは分からないなりが、「わさび味」「和風」がキーワードの「匠味アボガド山葵」、早く一度は食べてみないといけないなりね。皆さんもぜひぜひ。

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