「客数さらに減る」吉野家の安部修仁社長インタビュー。

2004/02/19 17:21 Written by コ○助

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牛丼の販売休止後、近所の吉野家の前を通るたびにどれくらい客が入ってるかな、と気にしてみているなりが、意外と販売休止前と変化がないような。ちょうど食事時に通ることが多いからかもしれないなりが、今のところ客足がパタリといった状況では無いようなり。

牛丼のない吉野家は確かに魅力が激減なりが、それでも入りやすい丼モノ屋と考えれば、まだまだニーズはあるのかもしれないなりね。新メニューの種類と値段をおさらいしておくと。
・カレー丼(並) 350円
・焼鶏丼 450円
・いくら鮭丼 450円
・豚キムチ丼 450円
・マーボー丼 380円

新メニューの価格が高いという声をよく聞くなりが、あくまでも牛丼と比較すれば高いというだけであって、このご時世に500円玉でそこそこお腹いっぱいになるという意味では、まだまだ安い価格ではあるなりよね。まだコ○助は新メニューを食べに行っていないなりが、最近ちょっと焼鶏丼に興味が。なにげに「焼鶏丼食べたい!」と思ってすぐに食べられる店って、今のところ吉野家くらいしか思いつかないので、ジワジワと食べたい気分が来ているなりよ。近々食べに行ってみたいと思いますなり。

さて、新メニューでどこまで客数を維持することができるかが注目される吉野家なりが、日経流通新聞に安部社長のインタビューが掲載されていたなり。牛丼販売休止後の状況と、今後の展望などを語っているなりね。

「今の顧客は吉野家に食べたいものがあるかないか、いわば確かめに来ているだけだから、さらに少なくなる事態も考えられる」
「他社を見ていると280円のメニューを残すメリットもあったのかもしれないが、初動では考えなかった」
「(豚丼については)実際に出すかどうかは別として、試作品はいくつかあるし、それぞれかなりうまい」
「数字がもっと厳しくなれば、FC(フランチャイズ)救済の意味も込めて豚丼でも豪州産牛肉を使った牛丼でも扱うつもりだ」

なかなか興味深いインタビューなりが、今後米国産牛の輸入禁止措置が長引けば、豪州産牛肉を使った牛丼が一部店舗で登場する可能性があるなりね。そう思うと、現在の全く牛丼が無い状態というのも、それほど長い期間のことではないのかも。「牛丼が食べたい」と禁断症状が出ている人がコ○助の周囲にもいるなりが、もうしばらくの辛抱なり。あまりにも我慢できない人は、築地店やらんぷ亭に行くのがよろしいかと。

牛丼なき吉野家の状態が続くことで、今後業績にどれくらいの影響を与えるのか注目なりね。安部社長の手腕が問われる局面だけに、どんな舵取りを見せてくれるのか楽しみなところなり。

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