橋本環奈、女優志すきっかけになった“是枝監督の言葉”

2021/09/07 03:06 Written by Narinari.com編集部

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女優の橋本環奈(22歳)が、9月6日に放送されたバラエティ番組「痛快TV スカッとジャパン 芸能人の人生変えた大事件!実話をドラマ化2時間SP」(フジテレビ系)に出演。女優を志すきっかけをくれた、映画監督・是枝裕和氏(59歳)の言葉について語った。

橋本の“女優としての原点”は、小学生時代にさかのぼる。当時、福岡の事務所でレッスンを受けていたが、「お芝居とかが全然好きじゃなくて。もう人前で何か泣いたり笑ったりみたいなことが考えられないというか、すごい恥ずかしくて」と、女優を目指すことなど全く考えていなかったという。

そんな橋本が11歳のとき、初めて映画のオーディションを受けたが、それが是枝監督の映画「奇跡」(2011年)。オーディションは演技を見せるだけでなく、「学校は楽しい?」「友だちはどう?」など、好きなものを語ったりするおしゃべりが中心で、結果はオーディションに合格した。

そうして右も左もわからないまま撮影がスタート。撮影現場に入った橋本ら子どもの出演者に、是枝監督が最初に言った言葉は、橋本にとって予想外の言葉――「みんなに言うことはただ一つ、自由にやっていいからね」だったという。

そして「よし!みんな遊ぶことがまずは仕事かな? 遊んでて良いからね」と、出演した子どもたちは自由に遊び始めたといい、橋本は「お芝居ができずに怒られると思っていた私は、監督の『自由にやっていいからね』の言葉で映画が楽しいものだと教えてもらいました。そしていつしか私に将来の夢が芽生えたのです。『またこういう監督の映画に出てみたい、女優になりたい』」と、この経験、監督の言葉が女優の道を目指す原点になったと振り返った。

是枝監督は、当時の橋本について「とにかくバイタリティーがあって。明るくて。物おじしない性格と、いい意味での気の強さと。負けん気の強さと。オーディションで会ってすぐにそれは彼女の一番の魅力だなと思ったのと。きっと頑張って続けていけばそれが女優かどうかは分からないけれども、すごくこう活躍できるんじゃないかな、みたいな。だから頑張ってっていう話をした記憶はあるんですよね」とコメントを寄せた。

なお、橋本は「奇跡」の現場について、「お仕事って感覚で行ってなかったんですよ。監督がもちろんフランクだし」と、とても楽しかったようだが、「その代わり助監督の兼重さんって人がめちゃくちゃ怖かった(笑)。アメとムチというか」とコメント。スタジオからは「必要やね」「それがないといけないよね」の声が飛んだ。

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