アンガールズ田中を救った“大ファンの漫画家”の一言

2021/09/07 00:55 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志(45歳)が、9月6日に放送されたバラエティ番組「痛快TV スカッとジャパン 芸能人の人生変えた大事件!実話をドラマ化2時間SP」(フジテレビ系)に出演。“人生を変えてくれた芸能人の一言”について語った。

デビューから2年、“ジャンガジャンガ”で大ブレイクした当時29歳の田中は、ある悩みを抱えていたという。それは「人を笑わせている実感が全くない。果たしてこの先も芸人を続けていくことができるのだろうか」というもので、「仕事はバンバン来るんですけど、滑るし、滑るのにまた次の仕事が来るってなって、もう精神的にキツくなってたんですよ」と振り返る。

ちょうどその頃に雑誌の対談があり、対談相手を田中が指名して良いという話だったことから、「自分が大ファンだった方」と対談することに。

そして、対談の際に「僕、実力不足なのにテレビに出て。全然結果出せなくて、それでも次の仕事が待ってて。周りの芸人とか、テレビ見てる人とか、僕のことどう思ってるんだろうって」と、それまで誰にも話したことがなかった悩みを告白してしまったという。

すると、対談相手は「僕もね、忙しいとき、連載マンガの締め切りが2つ重なったことがあってね」と切り出し、1つが競艇の雑誌、もう1つが大人向けの雑誌用の原稿だったが、それぞれ送り先の編集部を間違えて、逆に送付してしまったそう。「しまった!」と気付いたものの、その後、2つの編集部から連絡が来ることもなく、逆のままそれぞれの誌面に掲載されてしまった。

この対談相手、漫画家・タレントの蛭子能収は、失敗談を話した上で、田中に「結局ね、僕のマンガなんて、誰もちゃんと読んでなかったのよ。だから田中くんね、滑ったとか気にしてるけどさ、世の中の人は、田中くんのことそんなに見てないよ。見てない、見てない、悩むだけムダだって」と助言。田中は衝撃を受け、「たしかに、そうかも」とその言葉を心に刻み、その後は何事にも自然体で臨めるようになったそうだ。

ちなみに、タレントの陣内智則も「同じこと、月亭方正さんに相談したことあるんですよ。東京来たときに滑って辛くて、どうしていいかわかんないですって言ったら、方正さんも一緒で『陣内、覚えてないぞ。人が滑ってることなんて誰も覚えてない』って」とコメント。ただ、陣内は「僕、方正さんがスベってるやつ全部覚えてるんですよ」とも語り、この点について番組MCの内村光良も「そういうことなのよ、みんながみんな、覚えてないことはないんだよね(笑)。そこが大事なのよ」と同意した。

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