メルセデスのF1ドライバー、ルイス・ハミルトン（35歳）が、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性と判明した。陽性結果を受けて、10日間の自主隔離期間に入っているという。

今週月曜日に軽い症状が出たとして、ルイスは第16戦サキールGPのレース欠場を発表、インスタグラムとツイッターにこうコメントしている。

「今週末のレースは欠場することになり、ショックで打ちのめされている。6月にシーズンがスタートして以来、チームと共に、行く先々で安全確保のための規制に則り、できる限りの予防策を取ってきた」
「先週の検査結果は3回とも陰性だったが、昨日の朝、起きた時に軽い症状があり、再検査を要望したところ、残念ながら陽性との結果が出た。そこで、すぐに10日間の自主隔離期間に入った」
「今週末のレースに出られないことでひどく落ち込んでいるが、最優先はプロトコルに従い、他の人達を守ることだ」
「症状は軽くて、気分は良いので、本当にラッキーだと思う。最善を尽くして、体力と健康維持に務めるよ」

またルイスはフォロワーに対し、「どうか体に気をつけて。いくら注意をしても、しすぎるということはないのだから。すべての人にとって不安な時期だけど、僕たちは自分自身に対しても、お互いにも気をつけ合う必要があるんだ。前向きでいよう」とパンデミック期間中は注意を怠らないよう呼び掛けた。

ルイスは、新型コロナウイルスに感染した3人目のF1ドライバーとなる。