女優の米倉涼子が8月3日、トーク番組「ボクらの時代」（フジテレビ系）に出演し、ラブシーンをやらない理由を明かした。

この日は大先輩の女優・岩下志麻、ドラマプロデューサーの栗原美和子氏と共にトークを繰り広げた米倉。恋人には女優という仕事を理解してもらわないといけない、という話の流れで、岩下から「ラブシーンもあるでしょうしね」と振られた米倉は、顔をしかめながら「ラブシーンやらないんですよ、私」と告白した。

これには岩下も「そうなの？」、栗原氏も「少ないってことでしょ？ ゼロではないでしょ？」と驚いた様子。岩下は「本当に好きじゃない人と、お芝居でそういうことやることが（嫌なのか）」と聞かれると、米倉は言葉を選びながら「…まだ女優じゃないんですよ」「その俳優さんが好きだったらラブシーンやるのか、といったらそういうわけではないんですよ」「私はそれをやらなくても良いカテゴリの中の人なのかな、と思ってる」「盗人とかやってるほうが合ってそうかなと思うんです（笑）」と、ラブシーンNGの理由を説明した。

栗原氏はプロデューサーという立場から、「そうじゃない米倉涼子を引き出したい、ラブシーン満載のものをご提案しようかな、と思います」と、さらにこの話題に斬り込んでいくが、米倉は絶句しながら岩下に話をパス。

その後もラブシーンについてのトークが続き、「お見せできる身体でもない」「なんでこの人とベタベタしなくてはいけないの（と思う）」「出始めの頃はチューとかもしてたんですよ。いつの間にかチューしない女優に」「今さら気恥ずかしい」「（ラブシーンは）道理として合ってるのかな」など、頑なにラブシーンを拒む、自身の考えを語った。