男女別の“上半期に売れた本”、女性は健康・ダイエット本が席巻。

2012/07/23 11:06 Written by Narinari.com編集部

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今年の上半期、「男に売れた本」「女に売れた本」はどのような本なのだろうか。現在発売中の雑誌「日経エンタテインメント!8月号」では、男女別の上半期ベストセラーなどをもとに、“いま読みたくなる本”を特集している。

この上半期ベストセラーランキングは、2012年1月1日〜6月10日の期間に販売された本を対象に、TSUTAYAが調査したもの。その結果は次の通りだ。

◎女性の上半期ベストセラー

1位「樫木裕実 カーヴィーダンスで楽やせ!」(樫木裕実)
2位「寝るだけ!骨盤枕ダイエット」(福辻鋭記)
3位「樫木式 カーヴィーダンスで即やせる!」(樫木裕実)
4位「体脂肪計タニタの社員食堂」(タニタ)
5位「樫木式 カーヴィーダンスで部分やせ!」(樫木裕実)
6位「日本人の知らない日本語3 祝!卒業篇」(蛇蔵&海野凪子)
7位「続・体脂肪計タニタの社員食堂」(タニタ)
8位「人生がときめく片づけの魔法」(近藤麻理恵)
9位「舟を編む」(三浦しをん)
10位「寝たままでやせる!骨盤クッション枕ダイエット」(松永みち子)
※30位までのランキングは誌面を参照。

女性のランキングでは、健康・ダイエット関連本が圧倒的な強さを見せる結果に。特に、数多くの芸能人が実践していることでも知られる樫木式のカーヴィーダンス人気は凄まじく、トップ10内に3冊がランクインした。これまで2010年6月発売のシリーズ第1弾「樫木式 カーヴィーダンスで即やせる!」(3位)、2011年2月発売の第2弾「樫木式 カーヴィーダンスで部分やせ!」(5位)、今年2月発売の第3弾「樫木裕実 カーヴィーダンスで楽やせ!」(1位)で累計400万部を超えるヒットを記録しており、下半期も引き続き高い人気を維持しそうだ。

全体的には健康本、実用書が強く、文芸書は上位30冊中4冊止まり。トップ10入りしたのは本屋大賞受賞作の「舟を編む」(9位)だけだった。


◎男性の上半期ベストセラー

1位「一流の男、二流の男」(里中李生)
2位「舟を編む」(三浦しをん)
3位「心を上手に透視する方法」(トルステン・ハーフェナー)
4位「日本人の知らない日本語3 祝!卒業篇」(蛇蔵&海野凪子)
5位「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(東野圭吾)
6位「采配」(落合博満)
7位「100円のコーラを1000円で売る方法」(永井孝尚)
8位「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(中村仁一)
9位「体幹力を上げるコアトレーニング」(木場克己)
10位「折れない心をつくるたった1つの習慣」(植西聰)
※30位までのランキングは誌面を参照。

男性のランキングでは、ビジネス・自己啓発関連本が上位にズラリ。上位30冊までを見ると、11冊がこのジャンルの本が占めた。また、文芸書は女性よりも多く、上位30冊の中に6冊がランクインしている。

なお、男女を合わせた総合ランキングでは、1〜4位は女性のランキングと同じ顔ぶれに。また、男性1位の「一流の男、二流の男」は女性読者比率が極端に低いことから、総合では18位にとどまった。

「日経エンタテインメント!8月号」ではほかに文庫本の男女別上半期ベストセラー、東野圭吾作品のガイド「いま読むならどの作品?」、“キャラノベ(キャラクターノベル)”“アイドル写真集”“女性タレント本”“マンガ”などのキーワード別の読みたくなる本、阿川佐和子や大沢在昌、西村賢太のインタビューなども掲載されているので、詳細はそちらを参照。全国の書店・コンビニのほか、日経BP社の通販サイトからも購入できる(//ec.nikkeibp.co.jp/item/magazine/ENT.html?trn)。

※この記事は「日経エンタテインメント!」編集部の許諾を得て作成しています。

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