現在の街並みとの違いは? 「goo地図」に明治40年作成の山手線周辺地図。

2009/01/22 17:44 Written by モノメトロ編集部

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NTTレゾナントが運営するポータルサイト「goo」において、明治40年に作成された山手線周辺(一部を除く)の地図の公開が始まった。通常の地図と同様、スクロールや拡大・縮小も可能な地図で、当時の東京の街並みを垣間見ることができる。

今回公開されたのは、明治40年に東京郵便局、東京逓信管理局編纂の「東京市十五区番地界入地図」に基いて作成された地図。一般的に「郵便地図」「逓信地図」と呼ばれており、町名、番地、主要な建物などが掲載された詳細な地図は、現在の地図の先駆けと言われている。

「goo地図」ではほかにも昭和22年に米軍によって撮影された航空写真や、昭和38年の航空写真、江戸の地形に従って分割した「江戸切絵図」を公開中だ。現在と過去の地図を見比べると街並みの変化がよくわかるので、自分の住み慣れた街、よく知る街がどのような変化を遂げてきたのかを見ていくのも面白い。

なお、明治40年の地図公開にあわせ、地図デザインもリニューアルが行われた。「より分かりやすく、見やすい地図」を実現するため、文字のフォントを変更し、建物等の色合いなどを調整。地図情報を確認しやすくしたという。

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