車社会の米国。だからというワケではないでしょうが、交通違反で捕まる話はよく耳にします。交通違反で捕まった、と嘆いてみても周りの人々は、日常な話題として扱っている感が。
しかし違反の罰金は、支払わないと留置所行きもありえるので注意が必要です。
ウィスコンシンに住む、とある男性は先日スピード違反でパトカーに止められてしまいました。実は彼、以前にも交通違反で罰金を課せられたことがあったのですが、それを無視していたのです。それなのにまた捕まっちゃった……。
こりゃ、マズいことになるんじゃないかと考えた彼、なんとポリスに名前を聞かれたと時、思わず偽名を名乗ってしまったのでした。ところが、これがさらなるトラブルを招いてしまうのです。
警察官がこの偽名をデータベースにて調べたところ、該当する人物が偶然いたのです。ところがこの人物、なんと殺人事件の容疑者として逃亡中の身だったんですねぇ。取り押さえられた男性は、最初何のことか判らなかったらしいですが、事実を知って呆然。今度はちゃんと自分の本名を正直に名乗ったのですが、信じてもらえるハズもなく、警察署に連行されてしまいます。
そこでようやく殺人容疑者の写真と指紋、これらを男性と比べて別人だと判ってもらったようですが、偶然とはいえ、悪い人の名前を語ってしまいました。自業自得。
ちなみに男性は、今回の一件でスピード違反の罰金を支払わなければならないほか、偽名をかたったことが「公務執行妨害」に当たるとして、別件として起訴されちゃうらしいです。
結局大損しただけじゃん(笑)。