「ミス・ワールド」の出場条件は太ること、イングランド代表に通達。

2007/10/24 15:01 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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世界一の美女を競う、「ミス・ワールド」コンテスト。同様の世界コンテストである「ミス・ユニバース」、「ミス・インターナショナル」よりも、一番歴史の古い由緒あるコンテストです。第1回大会は、1951年のイギリスはロンドンで開催されました。その頃からすでに「水着審査」があったらしいです(笑)。

さてその「ミス・ワールド」の今年のイングランド代表は、20歳のジョージア・ホースレィさん。生花店に勤める女性だそうで、代表に選ばれるだけあって、やはりスタイル抜群でございます。しかし、同コンテストでは以前から「目的ある美」といったスローガンをかかげるなど、知性や個性を重視しており、単なる美人コンテストにとどまらない方針を貫いています。そして今年は、主催者の「ミス・ワールド機構」がまた新しい方針を打ち出したのです。

「細いだけの美女はもういらない。参加者はもっとリアリティがあって女性らしい曲線を持つ体型であるべきだ」

……なんと。これからはスリムだといけないんだ(汗)。これは以前から批判されている、痩せすぎの体型を美しいとするファッション業界への警告とも受け取れます。実際にあまりにも不健康に細すぎるファッション・モデルのようになりたいと、過度のダイエットに取り組んで健康を害する若い人たちも少なくありません。

ということで、今年の「ミス・ワールド」は肉付きのよさが重視されることになったのです。なるほどねぇ。

ホースレィさんは今回の主催者側の方針に従い、12月に中国で行われるコンテストまでに「ぷっくり」した体型になると決意。今後は高カロリーで、しかもお肌のつやをよくするビタミンを含むナッツ類やアボカドなどを沢山食べる予定だとか。

まあ、頑張ってください(笑)。


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