「内藤vs.亀田大」広告効果は37億円? 「ダルビッシュ婚約」上回る。

2007/10/19 18:53 Written by コ○助

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10月11日に行われたWBC世界フライ級タイトルマッチ「内藤大助vs.亀田大毅」は関西地区で32.3%(瞬間最高は40.9%)、関東地区で28%(同37.5%)と高視聴率をマーク。試合前から亀田大選手の挑発による「煽り」や、「亀田一家は本当に強いのか」という誰もが抱いていた疑問への答えが出る、日本人世界チャンピオンとの対戦、そして試合中に亀田大選手が見せた「暴挙」とその後の騒動など、世間の関心が集まる要素がいくつも揃っていたなりよね。

そんなある意味「世紀の一戦」だった試合ゆえ、その模様を伝えたテレビや新聞、ネットのニュースコンテンツでの広告効果は絶大だった様子。新聞や雑誌の調査・分析を行っているジャパン通信社と、ネットの調査・分析を行っているワイズワークスプロジェクト、テレビの調査・分析を行っているニホンモニターの3社が共同で、「内藤大助vs.亀田大毅」の広告効果を具体的な数字で弾き出しているなりよ。

この調査の結果を、最近特に広告効果の大きかった「日本ハムのダルビッシュ有投手と女優のサエコの婚約」と比較してみると。

◎「内藤大助vs.亀田大毅」の広告効果
新聞・雑誌 8億7180万2732円
テレビ 25億9259万2326円
ウェブ 2億3948万3200円
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合計 37億387万8258円

◎「日本ハム・ダルビッシュ有投手と女優・サエコの婚約」の広告効果
新聞・雑誌 2億2291万1432円
テレビ 23億1877万7772円
ウェブ 7160万3400円
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合計 26億1329万2604円

数字を見れば一目瞭然、「内藤大助vs.亀田大毅」の一戦がスポンサーにかなりの恩恵をもたらしたことが分かるなり。特に効果が大きかったのは新聞・雑誌で、ダルビッシュ有投手婚約の時に比べ、約4倍の効果が出たそう。試合前後に大きく紙面を割いて報じていたので、広告が読者の目に触れる機会がグッと増えたのは明らかなりよ。

「ボクシングへの冒涜」と猛批判を浴びた試合の内容はともかく、メディアやスポンサーにとってはホクホクな一戦だったことが、数字でも裏付けられたなりね。まあ、そうした商業面に走り過ぎたことが「亀田一家」の増長を生み出したとの批判も当然あるわけなりが……。

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