オリックスの清原和博内野手、不調続きも球団は現役続行を要請。

2006/08/15 13:36 Written by コ○助

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今年のパ・リーグを盛り上げた選手は何人もいるなりが、そのひとりとして外すことができないのがオリックスの清原和博内野手。昨年オフに巨人を退団し、プロ21年目のシーズンを「古巣」のパ・リーグで迎えた清原選手なりが、開幕前からオリックスの新たな主砲として、そして関西球団の「顔」としての大きな期待を背負っていたなりよね。オフの移籍騒動からキャンプ、オープン戦と、スポーツ各紙も連日のように清原選手を追い続け、オリックスの注目度を高めたのは間違いないなり。

清原選手自身もオリックスに移籍したことで心機一転。今年元日付のニッカンスポーツでは「(交流戦で巨人と対戦するのは)まあ、これも何かの因縁かな。ただ、巨人に対して変な気持ちは持ってないですよ。巨人は子供のころからあこがれで好きな球団ですから。敵として相対する時には、どこのチームだろうがエキサイトして燃える」「オリックスに移籍して、まず日本シリーズの前にパ・リーグで優勝しないといけない。それが目標です」「阪神タイガースと日本一を争いたいな。日本シリーズが大阪決戦だったら、ファンの方も盛り上がると思いますから。もう長くはない1度きりの野球人生、いろんな経験をしたいから、タイガースとやりたいな。阪神は強いですけど(笑い)」と、自身の活躍とともに、オリックスの躍進を約束していたなりね。

ただ、開幕してから現在に至るまで、残念ながら清原選手は期待通りの活躍をしているとは言えないなりよ。もともと近年は下半身を故障しがちだったなりが、今年も例に漏れず故障がち。「主砲」の名にはほど遠い、53試合出場、打率.222、8本塁打、27打点の成績にとどまっているなりね。これは昨年の96試合出場、打率.212、22本塁打、52打点を大きく下回る数字。オリックスは現在パ・リーグ5位に甘んじているなりが、このチーム不振の一因となっていると言っても過言ではないなり。

3億円の年俸、今年39歳という年齢、ここ3年に渡って低迷が続いているという現実から、普通に考えれば今オフには「解雇」という判断が下ってもおかしくはないなりよね。でも、オリックスの小泉隆司球団社長は、まだシーズン中にも関わらず清原選手の去就に対しての考え方を明らかにしたなりよ。サンケイスポーツによると、小泉球団社長は清原選手のことを高く評価。成績自体は低迷しているものの、「早出特打ち、試合終了後の素振りをはじめ、野球に取り組む姿勢がチームメートに好影響を与えていることや、球団グッズの売り上げなどにも大きく貢献」していることから、来季の現役続行を球団から要請するというなり。

今年のオールスターではファン投票1位になったほど、いまだ人気は健在。オリックスが営業面での貢献度を評価するのはわかるなりが、清原選手が本当に貢献しなければならない野球の部分で不本意なシーズンを送り続けていることに、本人がどう感じているのかは気になるところなりよ。果たして球団からの現役続行要請を受けて、来年もオリックスでプレーを続けるのか、はたまた本来とはほど遠い姿をファンに見せ続けるのか。今オフ、清原選手の決断に注目なりね。

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