ストーンズのキース、やはり「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出演。

2006/06/28 20:21 Written by コジマ

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ツアーの休暇中にフィジーで脳震とうを起こし、再起不能説まで流れるなど、世界中のファンを不安にさせたザ・ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズ。その後、バンド側は「全快した」と発表し、ツアーも延期したものの再開する予定だそう。そんな回復間もないキースが、否定し続けていた「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(ゴア・ヴァービンスキー監督)の続編に出演することが決定したそうなのだ。

主演のジョニー・デップがジャック・スパロウ船長を演じるにあたって、その独特の動きや言動はキースをモデルにしたことは有名で、Narinari.comでも以前お伝えした通り、来月から日本でも公開される「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」か、来夏公開予定の「パイレーツ・オブ・カリビアン/アット・ワールズ・エンド」への出演が噂されていたのだ。

しかしキースは、出演を希望するものの、現在行われている世界ツアーとの兼ね合いから不可能だろうと否定し続けていた。また、「オレがディズニー映画に出るなんてゾッとするぜ」なんてキースらしいコメントでも可能性を打ち消していたのだ。

今回の噂の出所は、同作の脚本家であるテッド・エリオットとテリー・ロッシオ。さらに、ロサンゼルスで行われた「デッドマンズ・チェスト」のプレミアでは、制作のジェリー・ブラッカイマーとヴァービンスキー監督も明言しているそう。脚本家2人によると、キースの出演は最初から「デッドマンズ・チェスト」ではなく「アット・ワールズ・エンド」に決まっていたそう。

ただ、役柄はきちんと決定していないようで、以前から噂されていたジャック・スパロウ船長の父親役だけでなく、海賊たちの親分役も候補に挙がっているようなのだ。どちらにせよ、キースの家を訪ねたときに「記念に」と靴を交換するほど彼ファンだというジョニー・デップは、とても喜んでいそうなのだ。

まだキース側からのコメントがないため確実とは言えないけれど、脚本家だけでなく製作者や監督までが明言しているとなれば、これはほぼ決定と思って間違いないのだ。でも、「アット・ワールズ・エンド」は9月にクランクイン。ツアーの予定がずれているし、体調の回復も確証はないため、またキースの性格からして、ドタキャンという結末もあり得る。うーん、キースの海賊姿は見たいなあ。

ローリング・ストーンズといえば、先日、もう1人のギタリストであるロン・ウッドがアルコール依存症で入院したのだそう。来月11日から始まる欧州ツアーには、キース共々予定通り参加するみたいだけれど、そんなボロボロの状態での欧州ツアー、大丈夫なのだろうか。

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