「ランナウェイ・ブライド」逃亡劇から1年、彼女のその後。

2006/04/27 10:36 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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昨年4月26日、ジョージア州アトランタで結婚式を直前に控えた女性が忽然と姿を消し、あわや誘拐?と騒がれたニュース。これは Narinari.com でも何度も取り上げているので、ご記憶に残っている方も多いかと思います。裕福な家庭の美人花嫁が行方不明になったとして、この事件はメディアが大きく取り上げ全米でも話題に。当人のジェニファー・ウィルバンクスさんが無事発見された後も、実は彼女が誘拐事件を自作自演していたことが判り、さらに大騒ぎになりました。

あれから1年。ウィルバンクスさんは警察に対する虚偽の通報と証言をしたとして起訴され、その罪状を認めた彼女には罰金の支払いや120時間の社会奉仕義務などの処分が下されました。8月には実際に公共ボランティアの一環として彼女の住む町の市役所の芝刈り作業に営んだり今年3月には地元アイス・ホッケー・チームが試合の前に配った景品のモデルになったりとニュースにたびたび登場していた彼女ですが、今ではなるだけ公の場に出ることを避け、ひっそりと暮らしているようです。

それでも彼女のその後が気になる人々もいるようで、先日アトランタ近郊の地元新聞がウィルバンクスさんの近況記事を掲載していました。それによるといまだに婚約者であるジョン・メイソンさんとは一緒に暮らしている模様。婚約解消もせず一応結婚の予定はあるそうなんですが、その日付などは未定だとか。さらにこの事件を題材にした書籍の出すための契約書を、とある出版社と交わしたそうなのですが、それもまだ明細が決まっていないそうで、彼女の口から事件の真相(何故、逃げたのか? という理由はいまだに闇の中)が語られるのは、まだまだ先のことのようです。

ちなみにウィルバンクスさん、罰金の支払いは1ヵ月に100ドルづつ。毎月32ドルの仮処分に対する手数料と共に、こつこつと支払い続けているそうです。ま、今後もどうか頑張ってください。

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