「ラナウェイ・ブライド」の首ふり人形が登場。

2006/03/08 11:28 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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覚えていらっしゃいますか?昨年 Narinari.com でも頻繁に取り上げた「ランナウェイ・ブライド」こと、ジョージア州はアトランタの、ジェニファー・ウィルバンクスさん。結婚式直前のある日ジョギングに出かけると婚約者に継げたあと、突然姿を消した彼女は事件に巻き込まれた可能性もあるとして、家族友人そして警察までもが乗り出して、大がかりな捜索が行われました。もちろんメディアも大きくこの「事件」を取り上げ、全米が固唾を呑んで彼女の安否を気遣ったものです。

ところが数日後発見された彼女は、最初誘拐されたと証言するもその後、実は結婚式に怖気づいて逃げ出してしまったと告白。検察側から虚偽の罪で訴えられ、裁判の結果2年間の保護観察処分と120時間の社会奉仕義務などが課せられました。

そのウィルバンクスさん、最近またもや有名に……。といっても今回は本人がお騒がせしたワケではありません。地元ジョージア州のアイスホッケーのマイナリーグが観客に配るプロモーション品として、なんと彼女を模した首ふり人形を作成。先日試合の前に無料で配ったそうなのです。そしてこれがまたすごい人気で、1,000体の人形はあっという間に品切れとなってしまったとか。

この首ふり人形、アメリカではなぜかスポーツ試合などで観客に配られることが多いのですが、コレクターズ・アイテムとして人気。大手オークションサイトの ebay でも "Bobby Head Doll" と検索をかけると、沢山出てきますよ。そして我が家にもセントルイス・カージナルスの試合に行った時手に入れた、マーク・マグワイヤの人形が本棚で微笑んでおります(笑)。

ちなみに今回のウィルバンクスさんのボビーヘッド人形、あくまでも「似ているけれども、特定の人物をコピーしたワケではありません」と説明書きがついているそう。なるほど、本人の承諾が取れなかったんですね……。それでもこの首ふり人形、先の ebay でもすでに何体も出品されており、驚くなかれなんと100ドル以上の値段が付けられています

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