米「ランナウェイ・ブライド」が芝刈りで罪滅ぼし。

2005/08/11 10:10 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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以前narinari.comでも何度かネタとして登場した「逃亡花嫁」ことジョージア州はアトランタの、ジェニファー・ウィルバンクスさん。招待客600人という、大変豪華な結婚式を数日後に控えたある日忽然と姿を消したのが今年4月のことでした。その後発見されるも、誘拐事件をでっち上げたとして警察に逮捕。全米にその名を知らしめた「お騒がせ」花嫁の登場は、きっと日本でも話題になったことでしょう(笑)。

さて起訴された彼女は裁判官の前で謝罪し、虚偽の証言をした罪で罰せられることとなりました。とにかく反省しまくりというウィルバンクスさん、自ら心理治療のクリニックに通院し始め、捜査費用にかかった費用を自治体に支払ったりと、それなりに謝罪的な行動を心がけている様子。

ところでウィルバンクスさんに科された判決は、保護観察処分に120時間の社会奉仕というもの。公共的なボランティア活動をして、地域にお詫びするというこの判決はアメリカでは軽犯罪者に対してよく使われる罰則です。120時間というとかなりの長時間でが、彼女はコツコツとがんばっているそうで、先日も市役所の前庭の芝刈りをしたんだとか。

オレンジ色の作業ベストに身を包んだウィルバンクスさんは、芝刈り機を重そうに押しながら、集まった報道陣の前で黙々と作業を続けたそうです。一緒に奉仕活動をしているという男性も、彼女のことを「とても頑張り屋さんで、だれよりも仕事をする」とコメントしています。

しかし若い女性が芝刈りしている姿を、報道カメラが何台も追うというシチュエーション。なんだか奇妙といえば奇妙なんですが、まあそこはあえてツッコミを入れずおきましょう(笑)。

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