KDDI、ツーカーからauへの乗換優遇サービスを10月11日開始。

2005/09/29 18:21 Written by コ○助

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シンプルケータイ「ツーカーS」の好調によって業績が安定したことから、長年囁かれてきたツーカーの売却方針を撤回し、auへのゆるやかなブランド統合を図る方針を明らかにしているKDDIなりが、10月1日にはツーカーセルラー東京、ツーカーセルラー東海、ツーカーホン関西の3社を吸収合併。いよいよ本格的にブランド統合へ向けて動き出すことになるなりが、現在ツーカーを利用しているユーザーに対しての、具体的なauへの移行優遇策が正式発表されたなりよ。

移行優遇策の対象となるのはプリペイド式端末のユーザーを除くすべてのツーカー契約者。具体的にどのように優遇されるのか、移行するとどうなるのか、ポイントを簡単にまとめておくなりね。

[メリット]
・ツーカーの電話番号をauでも引き継ぐことができる。
・ツーカーの利用期間をauでも引き継ぐことができる(長期割引対象に)。
・ツーカーのポイントをauでも引き継ぐことができる。
・ツーカーで1年契約、2年契約をしている場合でも、途中解約による違約金は発生しない。

[デメリット]
・ツーカーのメールアドレスは移行できない。auで改めて取得する必要あり。
・auの端末を新たに購入しなければならない(価格優遇はなし)。
・2,835円の新規契約事務手数料はユーザー負担。

ツーカーとの契約を解約して、その場でauと新たに契約を結ぶ移行方法なので、新規契約事務手数料が別途発生してしまったり、端末購入の料金をユーザーが全額負担しなくてはならないのは少し残念なところなり。また、メールアドレスの移行ができないのは、ドメイン名が異なることからも仕方がないとはいえ、ユーザーにとっては悩ましいなりよね。

ただ、ツーカーでの利用期間がauでも引き継がれるのは大きなメリット。ツーカーを解約してNTTドコモやボーダフォンへの乗り換えを検討している人も少なくないと思うなりが、長期割引の額も案外バカにできないので、利用期間がリセットされてしまうのは結構痛いところではあるなり。また、auには「ツーカーS」の機能強化版ともいえる「簡単ケータイS」も用意されているので、「ツーカーS」のユーザーにとっては最も移行しやすいキャリアであることは疑う余地は無いなりね。

ツーカーからauへの移行手続きは10月11日から、東京・東海・関西 (ツーカーグループ3社のサービスエリア内) のツーカーショップ、ツーカーステーションなどツーカー専売店約500店舗と、関東・中部・関西のauショップおよびPiPitの約1500店舗、ほかau取扱店などで受付られるなり。まだすぐにツーカーブランドが消滅するわけでは無いなりが、いずれauに統合されることは決定事項なので、ツーカーユーザーはこの機会にauへの移行を検討してみてはいかがなりか?

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