「ツーカーS」のau版、通話専用の「簡単ケータイS」が登場。

2005/09/06 15:52 Written by コ○助

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大胆にも液晶ディスプレイを省き、機能を通話に絞るという逆転の発想で、シニア層を中心に大ヒットを記録したカンタンケータイ「ツーカーS」。昨年の10月に発売して以来、現在もツーカーの端末販売ランキングのトップを快走するほど多くのユーザーを獲得しているなりが、同じ発想で作られた通話専用のカンタンケータイがauからも登場したなりよ。KDDIはツーカーとauのブランドを統合していく方向性を打ち出しているなりが、ツーカーの良いところを上手く吸収した端末に仕上がっているなりね。

発表されたのは京セラ製の「簡単ケータイS A101K」。「ツーカーS」も京セラが手がけた端末だったので、「ツーカーS」の良いところをそのままに、さらなる進化を遂げているなりね。簡単にそのスペックと特徴をまとめておくと。

・液晶ディスプレイを省き、通話に特化したCDMA 1X端末。
・電源スイッチは「ツーカーS」と同じスライド式を採用。
・音量調整ダイヤルを搭載し、音量を「なし」に設定するとマナーモードに。
・電話番号を登録しておける「ワンタッチボタン」を3つ搭載し、登録した番号から電話がかかってくるとそのボタンが光る機能を搭載。
・「ワンタッチボタン」の上に、何の番号を登録したのかを書いておけるスペースと専用シールを同梱。
・自分の電話番号を書き込める「クリップ付きストラップ」が付属。
・連続通話時間は約170分、連続待受時間は約270時間。
・本体色はホワイトのみ。

「ツーカーS」のコンセプトは「説明書がいらないくらいカンタンなケータイ」だったなりが、「簡単ケータイS」の機能も同じくらいシンプル。でも、「ツーカーS」には無かった音量調整ダイヤルやマナーモードが搭載され、「ワンタッチボタン」の上に貼れるシールや自分の電話番号が書き込めるストラップが同梱されるといった、細かい気配りが感じられるなりよね。しっかりと「ツーカーS」で浮き彫りになった問題点がカバーされているといった印象なり。

液晶ディスプレイが無い分、もう少しバッテリー持続時間が長くても良さそうなものなりが、連続通話時間や連続待受時間はソニー・エリクソン製の「A1404S II」やカシオ計算機製の「G'zOne TYPE-R」など、通常の端末とほぼ同じ程度。実用上は問題のないレベルなりが、「ツーカーS」の連続通話時間約240分、連続待受時間約840時間には大きく劣るのが少し残念なところではあるなり。

「ツーカーS」の成功によって、シニア層の携帯電話に対するニーズが強いことが明らかになっただけに、「簡単ケータイS」もかなりヒットする予感がするなりね。コ○助も祖父母にこれをプレゼントしてあげたいなりよ。デザインも野暮ったくないし、なかなか良さそうなり。

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