「iTunes Music Store」の楽曲販売、4日間で100万曲を突破。

2005/08/08 15:14 Written by コ○助

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8月4日、ついに国内でのサービスがスタートしたアップル・コンピュータの音楽配信サービス「iTunes Music Store」。インプレスやITmediaといったネット系メディアだけでなく、テレビのニュースでも伝えられるなど、既存の音楽配信サービスに比べると各種メディアの関心度の高さが否応なく伝わってくるなりよね。実際にまだ「iTunes Music Store」を利用したことが無い人でも、何か変化をもたらす「黒船」がやって来た、という雰囲気だけは掴めているのではないかと。

そんな「iTunes Music Store」の販売曲数が、早くも100万曲を突破したというなりよ。この数字がどの程度なのかは、先行する他社のサービスと比較すれば一目瞭然なりが、ほかのサービスは1か月に50万曲前後の販売程度に止まっていることから、「iTunes Music Store」はわずか4日間で、ほかのサービスの1か月分の2倍の売上を記録したことになるなりね。それはすなわち、たった4日間で、日本でNo.1の音楽配信サービスに躍り出たことを意味しているなりよ。

ちなみに、アメリカでサービスがスタートした時(2003年4月29日)には、100万曲のダウンロードまでは1週間の時間を要しているので、日本のサービスはそれよりも早く大台を突破したことになるなりね。販売されている楽曲は、全体的に洋楽が多く、邦楽のラインアップが貧弱との指摘も多いなりが、それでもこのスピードで100万曲を突破したということは、今後のラインアップの拡充次第でさらなる飛躍を見せる可能性を十分に感じさせてくれるなりよね。

と、まあまずは上々の滑り出しを見せたわけなりが、最初は海外で話題が先行していたサービスがどのようなモノなのか試してみようというユーザーも多いし、Macファンを中心にご祝儀のつもりで試し買いをしてみた人も多いはず。コ○助も、ほぼご祝儀のつもりで10曲ほどダウンロードしてみたなりよ。でも、まだまだ欲しい曲が無いというのが率直な感想。「iPod」の歴代CM曲くらいダウンロードするかと調べてみたなりが、全然検索にヒットしないのでガックリしてしまったなり(笑)。

とはいえ、曲を探す→購入する→再生する→「iPod」に転送するという作業のすべてが「iTunes」上で完結する手軽さは、ほかのサービスに比べるとよく出来ているのは確か。これからラインアップを拡充し、ある程度はユーザーのニーズに応えられるような曲数が揃ったときに、強力なインパクトのある、他社の追随を許さないサービスになると感じさせるだけのものはあるなりね。日本に音楽配信サービスを根付かせるためにも、アップル・コンピュータには頑張って欲しいものなり。

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