ロベルト・ペタジーニ内野手がレッドソックスとマイナー契約。

2005/02/09 15:02 Written by コ○助

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「まだ日本でプレーしたい」。そう言い残して巨人を退団、他球団への移籍を視野に交渉を進めて来たペタジーニ選手なりが、昨年の7億2,000万円という年俸が足かせとなり、結局日本の球団で正式に獲得に動いた球団は現れなかったなりね。今年も各球団がキャンプイン目前となり、このままペタジーニ選手はどの球団にも所属できずに実質引退状態に追い込まれるのかと思ったなりが、どうやら新天地はアメリカで決定したようなりよ。

入団が決まったのは、昨年の世界一軍団のレッドソックス。年俸などの細かい契約内容は明らかにされていないなりが、マイナー契約からの再出発で、招待選手としてメジャーのキャンプに参加。控えの一塁手の枠を争うことになるようなり。日本であれだけの成績を残したペタジーニ選手なりが、メジャーの評価は相当厳しい様子。

退団直前に巨人から提示されていた年俸は3億円と言われているなりが、今回のレッドソックスとの契約がその金額を上回っているとは到底考えにくいだけに、ペタジーニ選手自身もひょっとしたら「こんなはずでは……」と思っているかも。まあメジャー昇格の際には年俸がグッと上がるオプションを付けている可能性もあるので、そこら辺は詳細が判明しないと何とも言えないところなり。

ペタジーニ選手はベネズエラ出身、1971年生まれの33歳。1994年にアストロズでメジャーデビューし、その後パドレス、メッツ、レッズ、ヤクルト、巨人と渡り、現在に至るなり。来日前のメジャー5年間の通算成績は打率.225、10本塁打、43打点と大した成績は残せていないなりが、日本での6年間で打棒が開花しただけに、レッドソックスでどの程度やれるのかは興味が尽きないところ。ヒザの状態さえ回復していれば、日本でもまだまだやれたのは明白なだけに、レッドソックスでマイナーからはい上がる姿をぜひとも見せて欲しいなりね。

ちなみに。レッドソックスには今季からデニー友利投手も所属。経緯は違えど、日本球界から飛び出したこの2人が、チームメイトとしてプレーしている姿が見られるかもしれないなり。そんな「共演」も楽しみなりね。

☆ロベルト・ペタジーニ内野手の年度別成績
1999 ヤクルト 134試合、打率.325、44本塁打、112打点
2000 ヤクルト 136試合、打率.316、36本塁打、96打点
2001 ヤクルト 138試合、打率.322、39本塁打、127打点
2002 ヤクルト 131試合、打率.322、41本塁打、94打点
2003 巨人 100試合、打率.323、34本塁打、81打点
2004 巨人 117試合、打率.290、29本塁打、84打点
☆獲得タイトル→ベストナイン(1999〜2001)、ゴールデングラブ(2000、2001)、本塁打王(1999、2001)、セリーグMVP(2001)、打点王(2001)

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