デニー友利投手、レッドソックス入団を正式発表。

2005/01/30 21:58 Written by コ○助

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37歳と高齢ながらメジャーへの夢を追いかけて海を渡ったデニー友利投手。昨年まで所属していた横浜の理解ある対応で自由契約となり、10月にメジャー挑戦を表明。12月にカリフォルニア州アナハイムで公開練習を行い、視察に訪れた大リーグ22球団のスカウトから高い評価を受けていたなり。日本の球団からもオファーが届いていたようなりが、すべて断って退路を断ち、メジャー一本に賭けてきたなりが、無事に契約が合意に達したようなりよ。

入団が決まったのは、昨年、86年ぶりにワールドシリーズを制して世界一となったレッドソックス。あの個性派軍団の一員となるなりね。契約金は20万ドル(2,060万円)で1年契約、年俸はメジャー在籍日数で変動する契約のため、出来高払いを含めて最高で31万5,000ドル(3,244万円)という内容のようなり。現時点では40人のロースター枠から漏れたマイナーリーガーなので、今春のキャンプで首脳陣の目に止まるかどうかが勝負となるなりね。

デニー友利投手の本名は友利結。1986年のドラフト1位で横浜大洋ホエールズに入団。192cm、90kgの大柄な身体からズバズバと速球を投げ込み、大洋時代から大きな期待をかけられていたなりが、故障などもあってなかなか大成することができず、1997年には長見賢司外野手とのトレードで西武に移籍。このトレードはデニー友利投手にとっては良いトレードで、移籍1年目から31試合に登板、4勝0敗、防御率3.38の活躍を見せ、西武の中継ぎエースとなるなり。

その後、2001年までは安定した成績を残していたなりが、2002年に右肩痛のために登板機会が激減。同年オフに前田和之投手とのトレードで古巣の横浜に戻っていたなりね。ちなみに、昨年は抑えの佐々木主浩投手へのつなぎ役として期待されたなりが、21試合に登板、0勝1敗、防御率4.62の成績で7月下旬に1軍登録を抹消。以降、2軍での生活が続いていたなり。日本での通算成績は360試合に登板、18勝28敗30セーブ。

今なお150km以上の速球を投げ込み、日本では年間50試合以上に登板したことが4度あるスタミナ満点のデニー友利投手だけに、レッドソックスでも中継ぎとしてフル回転できると良いなりね。2002年にメッツでプレーした小宮山悟投手、今年アスレチックスへの入団が決まった藪恵壹投手の36歳を上回る日本人選手最高齢の「メジャー1年生」となるか。今春のキャンプの結果によってメジャーに昇格できるかどうかが決まるので、まずはキャンプの動向を注目しておきたいなりね。頑張って欲しいものなり。

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