「激辛界のアカデミー賞」を東ハト製のお菓子が独占。

2004/11/14 12:46 Written by コ○助

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トウガラシ生産量全米1位のニューメキシコ州アルバカーキで毎年開催されている、「激辛界のアカデミー賞」こと「2005スコヴィーアワード」で、東ハト製のお菓子が金・銀・銅の三賞を独占受賞したというなりよ。「スコヴィーアワード」は辛さとウマさを競うコンテストで、今年の同賞にはアメリカを始めカナダ、オーストラリア、メキシコ、ドイツなど、世界各国から600点以上のエントリーがあったようなりが、日本の激辛なお菓子の優秀さが際だった結果となったなりね。日本の、というよりも東ハトの、といった感じなりが。

もう勘の良い人はピンと来ているとは思うなりが、金メダルを獲得したのは今や東ハトの看板商品となった「暴君ハバネロ」の派生製品である「mobiハバネロの種・暴君仕立て」。あぁ、これは確かに辛いなり(笑)。単に辛いだけではなく、ハバネロペッパーと七味唐辛子、そしてカレーパウダーを絶妙に組み合わせたことによって、より深みのある辛さとなっているなりね。また、柿の種の形状にすることで和風テイストを出しているし、食べやすいのも特徴。コ○助も結構好んで食べているなりよ。世界一と呼ばれるに相応しいかどうかは別にして、かなり良い感じの商品であることは間違いないなりね。

銀メダルに選ばれたのは「暴君ベビネロ」、銅メダルは「麻辣(マーラー)仙人」。「暴君ベビネロ」はハバネロを使用しながらも、チキンや野菜の旨味、かくし味のマヨネーズでマイルドなコンソメチキン味に仕上げ、辛さを5分の1程度に抑えたもの。「麻辣(マーラー)仙人」は山椒を使用し、舌が痺れるようなピリリとした辛さがウリの商品なり。いずれも11月15日からコンビニ限定で販売(一般小売店では来年1月17日から販売)される商品なので、世界で2番目と3番目の「辛ウマ商品」と評価されたお菓子、気になるじゃないなりか。

ところで、「暴君ハバネロ」を契機に日本で大ブームとなっている世界一辛いトウガラシのハバネロなりが、産地のメキシコ東部ユカタン州が今、特需景気に湧いているというなりよ。今後はさらなる増産と雇用増が検討されているようなりが、ブームなんて一過性のもの。かつてナタデココが日本で大ブームを巻き起こした時に、同じように産地のフィリピンで特需景気となったものの、ブームが去ったあとは大量の債務者が残された……という話は記憶に新しいなりよね。メキシコの産地が同じようにブームに振り回されないためにも、一過性のブームに終わらせず、日本に定着させることができるかどうかが今後重要な課題となってきそうなり。

辛いモノ大好きなコ○助としては、ハバネロの登場は嬉しい限り。今後も末永く、一般的なトウガラシとして定着することを望んでいるなりよ。どうか5年、10年後には「そんなブームあったな」という状況にならないことを願うばかりなり。

(追記:13時45分)
今日、TBS系でタイムリーな番組を放送するので、一応お知らせを。

22:00 [S][文]世界ウルルン滞在記▽地球で一番辛い!メキシコのハバネロ▽それはムチャ!早食い大会で15個を一気丸かじり[司]徳光和夫 [司]相田翔子 [出]石坂浩二 [出]清水圭 [出]ユー [出]上原さくら [出]浅見れいな [語]下條アトム。

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