俳優の香取慎吾（47歳）が、5月19日に放送されたトーク番組「日曜日の初耳学」（MBS・TBS系）に出演。SMAP解散騒動の時に、草なぎ剛に言われた言葉や思いを語り、「かっこいい」と語った。

映画「碁盤斬り」に出演する草なぎ剛が番組のインタビューに対応。草なぎをよく知る人物として香取慎吾がVTR出演し、「新しい人生を歩もうとした、今から6年、7年前ですかね」と、SMAPの解散について触れ、「本当にどういう選択をすれば良いのか、という時にみんなそれぞれ話した中で、（草なぎの）言葉が、1番僕の人生にとても大きかったのは『わかった。俺は慎吾と南の島で暮らす』って言ったんですね。ふざけんなと。そんなこと言ってる場合じゃないんだぞって。でも、それを大きな声で投げつけた草なぎ剛はマジなんですよ。皆さんも知っているようなあの（“解散騒動”の）中で彼は僕にそれを言うんですよ。『2人で南の島で暮らそうぜ』って。すごくないですか。その時期僕はいろいろなメディアで『香取慎吾引退』『海外に留学か』とか書かれて、違う、俺はやるんだ、っていう思いでいるのに（草なぎは）南の島に誘うんですよ。ありえないでしょ。でも、冗談じゃないから、後から聞いたら僕がどういう判断をすればいいのか、凝り固まっていて、慎吾が苦しそうだから『南の島行こうぜ』って。本気だった、って」と草なぎに言われた言葉について話す。

香取は「言葉で助けるのではなく彼は本気。その本気がかっこいいよね。だから『いいひと』とかそんなほんわかしたものじゃなくて、もっと強い。かっこいいですよ」と草なぎについて言うと、草なぎは「なんかすごいほめられちゃって、ちょっとジーンとしてしまいました。あんな感じで言われることあんまり無いので」と語った。