お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎（33歳）が、1月5日に放送された「漫才のDENDO」（朝日放送）に出演。“痴漢を捕まえた”エピソードを披露した。　　

このエピソードは、以前よりテレビ番組などで盛山が披露してきたが、この日、MCの中田カウスから「過去のことやからええやんか。正直になりや。痴漢で捕まったことある？ 漫才劇場の若手から聞いたんやけど」と話を振られ、改めて話すことに。

盛山は「逆です、師匠。捕まったことがあるんじゃなくて、捕まえたことがあるんです」と訂正を入れ、「説明できるの？ 説明してくれや」とさらに疑いの目を向けるカウスに、盛山は必死に説明を始める。

「満員電車に、吊り革持って立ってたら、目の前のおじさんが、20代前半くらいの女性のお尻を思い切り触ってたのを、僕、目撃しまして」
「これはドラマとかでよう見る痴漢や、思って、言ったんですよ。『おっちゃん、痴漢してるやん』って。そしたらそのおっちゃんが『なんや、してへんがな』みたいな怒鳴ってきて」
「たぶん女性も怖くて声出なかったんですけど、『ずっと触られてました。助けてください』って」
「『ほら、言うてるよ、おっちゃん。次の駅で降りて。現行犯や、見たから』『やかましいわ！クソガキ！』って口論になったんです」
「手を捕まえて駅降ろして、逃げへんように。駅員さんに言うて『警察呼んでください。痴漢を現行犯で捕まえた』。5分もせんうちにロータリーにパトカー2台止まって。警察官5人くらい走ってきて、最初、腕引っ張られたん僕やった」

このエピソードに、カウスは手を叩いて大笑い。「警察はやっぱり見間違えへん」と言うカウスに、盛山は「こういう勘違いが……」と返すと、カウスは「いやいや、勘違いやなしに、見間違えてない」と一瞬、鋭い目つきで言い放つと、盛山は「僕、ちゃいますよ！」と強く否定し、場を盛り上げた。