三浦春馬&大島優子の初共演が決定

2018/06/07 10:31 Written by Narinari.com編集部

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俳優の三浦春馬(28歳)と、女優の大島優子(29歳)が、ロシアの文豪ドストエフスキーの名作を、気鋭の英国人演出家フィリップ・ブリーンが舞台化する「罪と罰」で初共演することがわかった。大島は昨年8月から米国に語学留学中で、これが本格復帰作となる。

2019年1月、Bunkamuraシアターコクーンで上演されるこの舞台には、豪華キャストが集結。「正義のためなら人を殺す権利がある」と考え、殺人を犯す青年ラスコーリニコフ役には、ブリーンの日本デビュー作「地獄のオルフェウス」に出演した三浦が起用された。本作は、前作で意気投合し、もう一度一緒に作品創りがしたいと言っていた、二人の念願の企画となる。

また、家族のために娼婦となり、ラスコーリニコフと心を通わすソーニャ役には、3年ぶり舞台3作品目となる大島。さらに、ソーニャの義理の母カテリーナ・イワーノヴナ・マルメラードワ役に麻実れい、ラスコーリニコフを疑い心理面から追い詰める捜査官ポルフィーリー・ペトローヴィチ役に勝村政信の出演が決定した。



☆ラスコーリニコフ役:三浦春馬コメント

質問:フィリップ・ブリーンさんとは2015年『地獄のオルフェウス』以来のタッグとなります。お互いにもう一度一緒に仕事をしたいと思っていたと聞きましたが、念願が叶った今のお気持ちをお聞かせください。

三浦:またフィリップ・ブリーンさんの元で作品に一緒に向き合える事ができてとても嬉しいです。以前ご一緒させていただいた時に、作品が訴えかけたい事や、キャラクターの感情の起伏を密に考え、感じる悦びを教えてくださいました。早く稽古場で一緒に作品をつくっていきたいです。

質問:三浦さんのためにフィリップ・ブリーンさんが選んだ作品は『罪と罰』。現在の作品に対する印象をお聞かせください。

三浦:主人公が理詰めで罪を惨烈なほど正当化していく姿が痛々しく…そして逞しく美しくもあると感じています。

質問:大島優子さんとは初共演となりますが、どのような印象をお持ちでしょうか?

三浦:大島さんが出演されている作品を観て、繊細かつパワフルな演技をされる方だと思いました。舞台上でどんなやり取りが出来るか、今からとても楽しみです。


☆ソーニャ役:大島優子コメント

質問:舞台は今回で3回目となりますが、出演が決まった率直なお気持ちと意気込みをお聞かせください。

大島:芝居をすることからしばらく離れていましたが、この作品に、そして、ソーニャへの情熱を傾ける時間に、一意専心したいと思います。

質問:『罪と罰』という作品に対する現在の印象をお聞かせください。

大島:自分の物差しでは測ることができない、それぞれの「正義」に関して考えさせられるお話だと思いました。作品の題材になっている時代は貧富の差が激しいのですが、人間が抱いている「正義」はいつの時代も変わらず思索され続けているのだと思いました。

質問:三浦春馬さんとは初共演となりますが、どのような印象をお持ちでしょうか?

大島:主人公のラスコーリニコフを三浦さんが演じられるのが自然とイメージできました。三浦さんから正義感という、「それ」を感じるからかもしれません。一緒に、舞台の空間を創らせてもらえることが嬉しいですし、とても楽しみにしています。

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