大阪・枚方市にある遊園地「ひらかたパーク」のイメージキャラクター「ひらパー兄さん」の2代目を決める選挙が“いい兄さんの日”の11月23日に開票され、初代で現職のブラックマヨネーズ・小杉竜一が再選を果たした。対抗馬の相方・吉田敬に4万票以上の大差を付ける圧勝の結果となっている。
「ひらパー兄さん」は、2009年4月から起用されている同遊園地のイメージキャラクター。もともと小杉が起用されていたが、今年3月放送の「人志松本の○○な話」(フジテレビ系)で吉田が“USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)との二股疑惑”を追及、また、1回しか同パークに行ったことのない小杉に対し、吉田は子どもの頃から50回以上は遊びに行っていること、同パークを運営する京阪電鉄元社員の父を持つことなどから「俺のほうが“ひらパー兄さん”に相応しい」とコンビ内でのバトルが勃発し、2代目就任を巡る選挙へ発展した。
選挙戦は4月7日の公示日から始まり、「ひらかたパーク」内だけでなく、街頭での演説なども実施。吉田は徹底したネガティブキャンペーンや自費を投じたキャンペーンを繰り広げ、小杉の“二股疑惑”を争点に選挙戦は進められた。そして迎えた11月23日の開票では、小杉が117,567票、吉田が70,076票を獲得。小杉が無事に2代目の座を手にしている。
この結果について小杉は「某テーマパークへの愛は消えていないが、ひらパーへの愛着も強い。来年もひらパーのために全力で頑張って行く」と抱負。また、選挙のライバルとなった相方にも「手ごわい相手だった。もう少しあいつの肌がキレイだったら、どうなっていたか」とコメントしている。
一方、敗れた吉田は「オレは負けるために生まれてきた。小杉は勝つために生まれてきた。ただ、それだけだ」と語り、今後についてはまだ諦めていないものの、ひとまず11月7日に入籍した小杉に倣って嫁探しから始めるという。