■ 2002年04月11日 (Thu) 友人の家に空き巣が入ったなり。 通帳も盗まれたようなりが、すぐに自分で引き出したので金銭的な被害は無し。 でも、ノートパソコンを2台、30万円相当のものを盗まれてしまったというなりよ。 切ない話なり・・・。 コ○助の周囲では、これが5件目の空き巣の被害。 時期はバラバラなりが、友人、バイト仲間、祖父母宅などなど、とにかく空き巣に入られるケースが毎年のように出てくるなり。 犯罪都市・東京においては、空き巣に入られたという話はそれほど珍しくは無い話。 テレビでも頻繁に「空き巣の被害に遭いました」系の話題が取り上げられているし、不景気ということもあって、安易に犯罪に走る輩が多いのも事実。 外国人窃盗団みたいなのも、普通にゴロゴロと。 被害者にしてみれば絶対に許せないことだし、盗られたものはほぼ確実に帰ってこないことを考えると悔しくて仕方ないなりよね。 ただ、セコムのサイト(http://www.secom.co.jp/life/safety/home_01.html)によれば、空き巣被害のケースで最も多いのが「カギをかけていなかった」というもの。 なるほど、それでは確かに空き巣に入られても文句は言えないかもしれないなり。 そういえばちょっと話はズレるなりが、先日ある新聞を読んでいたところ、最近話題になった連続婦女暴行犯の供述内容が出ていたなり。 それによると一人暮らしの女性の家でカギがかかっていない事が非常に多く、侵入するのはたやすいことだった、というようなことが書かれていたなりよ。 なんでも、「夏場に暑くて窓を開けたまま寝た」「オートロックのマンションだったので、部屋のカギはかけなくても大丈夫だと思った」「地方に住んでいた時の癖で開けたままだった」という被害者の女性が多いのだとか。 きっと自分は絶対に大丈夫、という意識が、無意識のうちに働いていたのかもしれないなりね。 デンジャラスシティ東京ッ子のコ○助にとってみれば、外出時だろうと、在宅時だろうとカギをかけないなんてことは絶対に有り得ない話なりが、意外と「そんなの平気だよ」という人が多いのでビックリ。 カギを締めていてもピッキングなどで開けられてしまう昨今。 カギが開いていたら、どうぞ入って下さいと言わんばかりの姿勢だと取られても、あながち間違いでもないなり。 ところで、警視庁が毎年発行している「東京の犯罪」という統計によると、平成12年に東京で起こった全291,371件の犯罪(全国トップ。全国の全犯罪発生件数の11.9%が東京の犯罪)のうち窃盗犯は241,583件。 実に東京で起こる犯罪の82.9%が窃盗犯のようなり。 このうち空き巣は20,006件。 2万件なりよ、2万件。 そのうちどれくらいの犯人が検挙されているのかは分からないなりが、恐らく検挙率は相当低いのではないかと。 日本の警察は以前は犯罪検挙率も50%を超え、世界でも稀にみる優秀な警察と言われたこともあったなりが、現在の犯罪検挙率は25%前後まで落ちているというなりよ。 この検挙率は全犯罪に対する検挙率なので、空き巣の検挙率にそのまま当てはめるには抵抗があるなりが、でもまあ50%に満たないのはほぼ確実ではないかと。 そう思うと不景気の中、失業したり借金を抱えた人が、五分五分以上の確率で「逃げ切れる」空き巣などの犯罪に走る人がいる、ということは理解できなくは無いなりか。 だからといって、当然それが肯定される話ではないなりが。 コ○助の周囲で空き巣に入られた人たちは、空き巣に現場で遭遇しなかったのが不幸中の幸い。 空き巣に遭遇し、逆切れした犯人に襲われ、惨劇に発展するというケースは多いようなので、本当にその点は良かったなぁ、と。 皆さんも戸締まりにはお気をつけて。 そして、極力大事なものは留守宅に置かないよう、心がけませう。 コ○助の家に、仮に空き巣が侵入して更新用のパワーブックを盗まれたりでもしたら、もうその時点でNarinari.comも終了臭いなり。 ブルブル・・・。 そうならないよう、コ○助も戸締まりには細心の注意をしたいと思いますなり。
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