ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53歳)が、9月22日に放送されたスポーツ番組「おはようロバーツ」(ABEMA)に出演。驚異的な9月の月間防御率を記録する山本由伸投手について、責任感と安定感を称賛した。

今回、ドジャースが13年連続となるポストシーズン進出を決定した直後、ロバーツ監督の自宅でインタビューを実施。9月の月間防御率0点台と驚異の成績を記録している山本由伸投手について、ロバーツ監督は「投げる時は必ず好投して、エースとして勝たなきゃいけないことを理解している」と、責任感と安定感を称賛する。
技術面では「彼のフォームには欠点がない。彼は決して大きくないけど」とした上で、「すべての球種が同じ投球フォームから投げられる。彼が投げる球はフォーシーム・ツーシーム・スプリット・カーブ全部同じに見える。だから多くの打者が空振りする」と、三振量産の要因を分析した。
また、9月7日のボルチモア・オリオールズ戦で、山本選手は9回2アウトまでノーヒットノーランの快投を続けたものの、直後に4失点を喫し逆転負け。この“まさかの敗戦”について、ロバーツ監督は「監督として経験した最もクレイジーな試合。あんな試合を見たことがない」と驚きを口にしつつ、「今はブルペンが安定しなくなった。先発が良くてリードもしているのに試合終盤に逆転されるのは辛い」と、9月以降のブルペン再構築の課題にも言及した。