高橋克典が決意新たに、急逝した事務所会長への想い「剛気で熱い心を持った方でした」

2025/08/12 13:39 Written by Narinari.com編集部

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俳優の高橋克典(60歳)が8月12日、公式ブログを更新。7月30日に84歳で急逝した、所属事務所・ケイダッシュの川村龍夫代表取締役会長への想いをつづり、感謝と決意の言葉を送った。

この日、高橋は「ご無沙汰してます。」と題してブログを更新。「このところ、喪に服しておりました」と静かに切り出し、「すでに報道などでご存知の方もいらっしゃると思いますが、30年お世話になった所属事務所の会長が、先月末に突然旅立たれました」と改めて報告。

「つい先日まで変わらぬ笑顔でお元気だっただけに、その知らせに言葉を失いました」と深い衝撃をつづった。

会長について「大きな器と明るさ、そして強く前向きなエネルギーに満ちた方」「昭和の芸能界を牽引し、混沌とした時代をお仲間と共に駆け抜けたお一人」と、その人柄と功績を称賛。「剛気で熱い心を持った方でした」としみじみとつづった。

また、高橋自身がもともとは歌手を目指していた中で「強引に役者の道も歩かされることになるわけですが、今となっては、そのおかげで、芝居の世界においてかけがえのない数多くの出会いをいただき、演技、作品作りというものの素晴らしい魅力を知ることにもなりました」と述懐しつつ、深い感謝をにじませた。

さらに「初めの頃は人前に出る人間の心得やエンターテイメントの魅力など、様々教えていただきました」と振り返り、「このところは日頃お会いする機会はそう多くはありませんでしたが、いつもその時携わってる作品や、日々の様子を気にかけてくださり、『よおっ!』と必ず一言かけてくださる――そんな温かい会長でした」と綴った。

最後は「克典は品がいいから、還暦を迎えてこれからもっと良くなるからよろしくな」と、会長が記者に話していたというエピソードを紹介しながら、「その言葉が遺言のようになってしまいましたが、会長が愛したエンターテインメントの世界で、教えていただいた様々な事を忘れず、これからも、演技や自分にできる事を模索し、新たな時間をまた歩んでいきたいと思います」と力強く決意を新たにし、「皆様、どうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけ、ブログを締めくくった。

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