カニエ・ウェストが、「自分は億万長者」と自慢している。

過去の問題発言で金銭的な損失を被っているカニエだが、イートン・ベンチャー・サービシズによるバリュエーションで、自身の純資産が27億7000万ドル(約4261億円)であるという文書をシェアした。
「2025年、イェ(カニエ)の純資産が27.7億ドルであることがイートン・ベンチャー・サービシズによって確認されました」
「この評価額は彼の音楽ポートフォリオとイージー(カニエのブランド)商標の単独所有権に基づいています」
そう記載された文書に、カニエは「LAA LA LA LA」とメッセージを添えている。
そんなカニエは以前、破産宣告まであと2か月と明かし話題となっていた。反ユダヤ主義的な暴言の数々やパリ・ファッションウィークのショーで「White Lives Matter(白人の命は大切だ)」というTシャツを着たことで主要ブランドから契約を次々と打ち切られたカニエ。
昨年2月の米ゴシップサイト・TMZ.comとのインタビューで、ファッションプロジェクトとニューアルバム「ヴァルチャーズ」でトップに返り咲いたとしてこう語っていた。
「正直に言おう。破産寸前まであと2か月だった。そして(アルバムとスーパーボウルの広告に)全力を注いだんだ」
「俺たちはイタリアに移住し、工場を移転し生き延びた。キャンセルを乗り越えた。ナンバーワンに返り咲いたのさ」
「俺に音楽、服、そしてファンベースというスキルが無かったら奴らは自分を破滅させただろう。でもそのスキルセットがあるからこの世界でまだ闘い続けられるんだ」