“俳優志望じゃない”松山ケンイチが芸能界入りした経緯「運いいどころじゃない」

2024/12/16 18:10 Written by Narinari.com編集部

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俳優の松山ケンイチ(39歳)が、12月14日に放送されたバラエティ番組「メシドラ〜兼近&真之介のグルメドライブ〜」(日本テレビ系)に出演。芸能界に入った経緯を語った。

番組にはこの日、ゲストに松山ケンイチが登場。青森で生まれ育った松山は「16歳で東京出てきてるから、高校2年生の夏かな」と話し、EXIT・兼近大樹は思わず「はやっ!」と驚く。

俳優・満島真之介は「でもそこまでは青森ですもんね? なんで(青森の)むつにいて、東京の大きな芸能の会社(ホリプロ)に入ることに? だって真逆の世界じゃないですか」と質問。

松山は「棒高跳びやってたんだけど、(中学で)3年間やって、もうちょっと辞めよう、と思って。それで高校入って、高校入ったら、なんか目的みたいなものが見つけられなかった。だからグダグダしてたんですよ。で、親がそれを見てて、ちょっとどっか行かせた方がいいんじゃないか。うるさいし、邪魔くさいから…みたいなのもあったんじゃないかな。だから雑誌のオーディションを見つけてきて、『東京行きたくない?』って言われて。田舎者からしたら東京は外国だからさ。『行きたい!行きたい!』ってなって、『じゃあ受けろよ』って言われて、それで受かって、東京に行くことに」なったと、上京までの経緯を語る。

もともと俳優志望といった熱い思いがあるわけではなかったため、「東京に行くことが決まって、『誰よりも早く就職決まったじゃん。すげえ!』って喜んで東京行った」という。

そして、当初は「仕事が決まって、自分でお金稼げるんだったら、めっちゃラッキーじゃんと思って、それですごいウキウキして東京来た」というが、現実には「全然仕事ないじゃん。オーディションも落ちるし」。そのため「ずっとバイトしてて、わいの同級生なんか高校卒業して東京出てきて、普通に稼いでるわけ。(何年も早めに上京しているのに)給料負けてたりとかして。こんなはずじゃなかったのにな…みたいな」と“売れてない時代”を振り返る。

そんな「どうしよう…ってなってる」頃、「オーディションがたまたま決まって、『デスノート』とかやらせていただいて、それで一本で食えるようになったって感じだね」と言い、「だから、もう運いいどころじゃないよね。田舎者がさ。特にさ、別に何の目的もないのに、ただ外国に見に行けるラッキーみたいな」と語った。

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