吉本興業が“松本人志報道”受け対応方針説明、現在は当事者・関係者に聞き取り調査中

2024/01/24 11:02 Written by Narinari.com編集部

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吉本興業は1月24日、公式サイトを更新し、ダウンタウン・松本人志(60歳)を巡る一連の週刊誌報道について、今後の対応方針を発表した。

公式サイトに掲載された「週刊誌報道等に対する当社の対応方針について」では、まず、「昨年末以来の当社所属タレントに関する様々な報道により、ファンの皆様及び関係先各位に多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことをまずもって心からお詫び申し上げます」と謝罪し、「今般、私的行為とはいえ、当社所属タレントらがかかわったとされる会合に参加された複数の女性が精神的苦痛を被っていたとされる旨の記事に接し、当社としては、真摯に対応すべき問題であると認識しております」とコメント。  

そして「当社は、これまでもコンプライアンスの徹底・ガバナンスの強化に取り組んでまいりました」とした上で、「現在、当社におきましては、コンプライアンスアドバイザーの助言などを受けながら、外部弁護士を交えて当事者を含む関係者に聞き取り調査を行い、事実確認を進めているところです」と、現在の状況を説明した。

また、23日にはガバナンス委員会が開催され、これまでの経緯や現状などを報告したところ、「所属タレントが提訴した訴訟の経過も注視しつつ、事実確認をしっかり行った上で、何らかの形で会社としての説明責任を果たす必要がある」「当初の『当該事実は一切なく』との会社コメントが世間の誤解を招き、何を指しているのか不明確で混乱を招いたように思う。時間がない中での対応とはいえ、今後慎重に対応すべきである」といった厳しい指摘が出たことを明かし、「今後、タレントのみならず、全てのグループ会社を含めた当社社員に対しても、改めて個人の尊厳に対する意識を高め、日常におけるハラスメントを防止するための教育・研修を実施していく必要があるとの意見」を受け、「今後、当社といたしましては、引き続き、コンプライアンスアドバイザーの指導等を受けながら事実確認を進め、その中でコンプライアンスの指導・教育を行っていくとともに、ガバナンス委員会からのご意見等を踏まえ、個人の尊厳・人権の尊重という基本的な理念について改めて教育の場を設け、ハラスメント等に対する意識を高める研修を実施してまいりたいと考えております」とつづった。

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