男性は女性よりも、自分に関する“悪いニュース”を話すのを躊躇する傾向があることがわかった。一方で“良いニュース”については話したがるという。

今回1000人を対象に、シェアしたいこと、それを実際にするか、する場合その理由という3つの実験を行ったところ、女性の方が男性よりも多くの情報を明かすという一般的な考えとは違い、その性差は明かされる情報の性質によることが判明した。

英ロンドンのベイズ・ビジネス・スクール、米ペンシルベニアのカーネギー・メロン大学、伊ミランのボッコーニ大学の研究者らはこう話している。

「男性と女性はポジティブな情報を明かすことについては似た願望と傾向を示しています。しかし男性はネガティブな情報を明かす願望が女性よりも大幅に低いのです」
「ネガティブな情報を明かすことによる心理的メリットを男性は見逃している可能性があります」