ブルース・ウィリス（68歳）の娘スカウト（32歳）が、横たわるブルースの胸に頭を乗せ、髪を撫でられている写真を公開した。

スカウトと母デミ・ムーア（61歳）が、失語症により2022年に俳優業からの引退を余儀なくされ、現在は前頭側頭型認知症（FTD）の闘病生活を続けているウィリスと撮影したクリスマス時期の家族写真を公開した。

その中には、素肌にシーツを被ったウィリスの胸に頭を置き、見つめ合うスカウトの写真があり、ウィリスの腕の部分には妻エマ・ヘミング・ウィリス（45歳）との間にもうけた2人の娘メイベルちゃん（11歳）とイヴリンちゃん（9歳）の名前のタトゥーを確認でき、また別の写真には、テーブルについた2人が手を握っている姿が収められている。

ブルースとデミとの間には、スカウトのほかに、ルーマー（35歳）とタルーラ（29歳）がいる。

ブルースが認知症と闘う中、家族は1つ屋根の下で暮らしているそうで、ある関係者はUsウィークリーに、こう話している。

「ブルースには良い日と悪い日がありますが、ここ2か月は、悪い日の方が良い日よりもずっと多いですね」
「この経験が、家族全体をより結束させています。ブルースにあとどれぐらいの時間が残っているのかは誰もわかりませんから、彼と過ごす全ての瞬間を大切にしているのです」

前頭側頭認知症は、行動や問題解決力、計画力、感情などをつかさどる前頭葉や側頭葉の組織が変性する病気で、相手に対し無関心になったり暴力を振るうなどの人格変化や、同じことを繰り返すなどの行動障害が特徴となっている。