莫大な会場建築費など問題山積も…日本維新の会代表「万博は絶対にやめません」と断言

2023/11/27 21:38 Written by Narinari.com編集部

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日本維新の会の馬場伸幸代表(58歳)が、11月26日に放送されたニュース番組「ABEMA的ニュースショー」(ABEMA)に出演。番組で取り上げた大阪・関西万博についてさまざまな意見が上がったが、「万博は絶対にやめません」と断言した。

番組にはこの日、番組MCを務める千原ジュニアをはじめとする出演者たちと、大阪・関西万博について意見を交わすことに。街頭インタビューでは、賛成がほとんどの大阪と、反対のほうが多かった東京の温度差があることを伝え、ジュニアは「(展示内容に)驚かない時代になっている」と、スピードワゴンの井戸田潤は「いつ開催されるのか知らない」と率直にコメント。一方で、タレントのゆきぽよは「予算の額がすごい。でも、ドラえもんみたいな近未来的な雰囲気で楽しそう。ギャル友と行きたい」と若者を代表してリアルな声を寄せた。

こうした様々な意見を受けて、馬場代表は「万博は絶対にやめません。国としてのイベントなので、やめると日本が世界から信用を失ってしまう」と断言。続けて「国民のご理解をいただくために説明をし続ける。その結果、大阪ではほとんど反対意見が出ない状況になっている」と話した。

また、建設費が当初の予定から1.9倍に上振れしていることについては「万博の建設事業は公共事業と同じ。工期が長くなることで、建設資材や人件費が高騰した時にはスライドさせるルールとなっている。もちろん候補を見直したり、内装をグレードダウンさせたりするなど、調整もしている」と説明。その上で「何度も予算が上振れすることはおかしいと思うので、次はなかなか認められないだろう」と語った。

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