シャロン・ストーン(65歳)が、レオナルド・ディカプリオ(49歳)のギャラを自ら払ってキャストに迎え、大ブレイクの機会を与えたことを明らかにした。

1995年のウェスタン映画「クイック デッド」でディカプリオと共演したシャロンだが、映画会社は当時あまり知られていなかったディカプリオを雇うことに乗り気でなかったことから、自腹で出演料をカバーしてキャスト入りさせていたことを今回インスタグラムで認めた。
ハリウッド・リポーターの記事で最初に明らかになっていた同件について、シャロンはこう綴っている。
「ハリウッド・リポーターの記事についてはっきりしておくわ。そうよ、私は自分の給料からレオナルド・ディカプリオのものを払った」
しかし同じく共演したラッセル・クロウのものは払っていないとして「いいえ、私はラッセル・クロウのものは払わなかったわ。でも彼がオーストラリアからこちらに来れるよう2週間撮影を遅らせてもらった。そして私達のプロデューサーは、遅らせること、そしてその費用をカバーすることに同意した」と続けている。
以前シャロンは、回想録『ザ・ビューティー・オブ・リヴィング・トゥワイス』の中で、当時をこう振り返っていた。
「あのオーディションで見事に演じたのはレオナルド・ディカプリオという名の若い子だけだった」
「私の意見では、あのシーンの中で、自分の父親に涙を流し愛を乞いながら死んでいったのは彼だけだった」
一方ディカプリオは、最近E!ニュースのインタビューで、シャロンに助けられたことについて質問され、こう答えていた。
「何度も彼女にお礼を言ってきたよ。実際に物理的な感謝の贈り物をしたかどうかはわからないけど、いくら感謝しても感謝しきれない。素晴らしいことだ。彼女はシネマの多大なる後援者で、ほかの俳優達に機会を与えてきた。だから僕はとても感謝しているよ」