テイラー・スウィフトが、ステージに物を投げないようファンに注意喚起した。

悪天候により2日遅れとなった11月12日に、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスのエスタディオ・リバー・プレートで開催された「ジ・エラス・ツアー」公演中、物がステージに投げ込まれ、説教をするテイラーの姿があった。

テイラーは観客席に向かいこう呼びかけていた。

「コミュニケーションとは、緩やかでそして健全な境界線を引くこと、物がステージに投げ込まれると恐ろしくなるわ。ステージにいるダンサーがつまづく可能性だってある」
「皆がプレゼントを買ってきてくれるのは嬉しいし素敵なこと。だけどそれをステージに投げるのはどうか止めて欲しい」
「皆を本当に愛している」

過去にはビービー・レクサやハリー・スタイルズらがコンサート中に投げ込まれた物に当たる事件が発生、ピンクはある観客から母親の遺灰を投げられ話題となっていた。

一方、最近はアデルが、シーザーズ・パレスでのラスベガス定期公演「ウィークエンズwithアデル」中、「ステージにものを投げたりしてエチケットを忘れた人たちがいるのは知っている？ 見たことある？」「できるものなら私に何か投げてみなさいよ」「アーティストに物を投げるのは止めること！」と観客に呼びかけた後、Tシャツを観客席に向かって投げ込み、「けど、観客席に向かって物を放つのはいいのよ！」と冗談めかしていた。

また、ビービー・レクサはニューヨークのコンサートで、観客席から投げ込まれたスマホが顔に直撃。目に黒アザができる事件となっていた。当たった直後にビービーは膝から落ち顔を押さえ、スタッフが駆け付ける様子が記録されている。