KAT-TUN・中丸雄一（40歳）が、10月8日に放送された情報番組「シューイチ」（日本テレビ系）に出演。ジャニーズ事務所の会見で発覚したNGリストについて「めちゃくちゃ本音」を語った。

10月2日に行われたジャニーズ事務所の会見について、コメントを求められた中丸は「一部の記者さんで、ちょっと暴論とも取れるような質問をする方だったりとか、とても感情的になってしまう方がいらっしゃったのが、ちょっと気になった点ではありますけれども」と述べた後に、「概ねジャニーズ事務所的にも言いたいことは伝えられたのかなと思うのと、Q＆Aの時間も概ねスムーズにいったと思うので、だいぶ生産性の高い時間だったのかなと思います」とコメント。そして「ただ最後その後に、紙一枚発覚したことでちょっと印象が変わってしまったというような会見だったのかなと思いますね」と、NGリストについて触れた。

中丸はNGリストについて「名称も誤解を招く一因となったと思います。これだけ1時間も2時間ものこの規模の会見をするにあたって、事務所的にも、最後までやる義務があると思うんですよ。そういった意味では、なるべく多くの記者さんの顔だったり、所属先だったり、特徴なんかを知っておくべきだと思うんですよ。そのリストがある分には、何も思わないんですけど、ただその名称がちょっとよろしくないなと思いますね」と排除したりするためのリストではなく、記者の人となりを知るためのリストであるべきだと自分の考えを述べる。

そして中丸は「めちゃくちゃ、本音話してもいいですか、僕自身も、記者会見っていう経験は何度もあるわけですよ。質は違って、ライブの制作発表とか、番組の制作発表とか。ちょっと質は違うんですけど、ただあの会場を見た感じの空気感っていうのはもちろん察しがつくわけですよ。で、えっと、記者さんがもうスタンバイをしていて、カメラももう前方を向いているはずじゃないですか。かつ、その1枚の書類が、これが見られた場合に、その後、世の中がどうなってしまうのかというのは誰しもが分かると思うんですよ。その紙をわざわざファイルの一番上に置いて、わざわざ下手から上手に歩くというのは、何かこう、不自然なものだなというふうに思いますね。全く何かこう、裏がないとしても、ちょっとその行動はプロフェッショナルではないと、少なくともいえると思いますね」と陰謀にも思えるほどの失態だったとコメント。

中丸はこのNGリストの件がなければ「この会見って、第1の目標っていうのは、被害に遭われた方がこのあとどうなっていくのかというのを社会で見守っていきましょうということだと思うんですよ。その点に関しては、11月の上旬に会社はもう設立しますと。この事実はめちゃくちゃ前向きな話なはずなのに、この紙きれ1枚のせいで、そちらの報道はほぼないというのは、これはちょっとさすがに、旧ジャニーズ事務所も正直言うと、悔しいというような気持ちなんじゃないかなというのは、ちょっと想像してますね」と語った。