ロバート・デ・ニーロが、Uberの新CMで、「タクシードライバー」で演じたキャラクターを再び演じるという。

マーティン・スコセッシ監督による同1976年作で、問題を抱えたタクシー運転手トラヴィス・ビックル役を演じアカデミー賞にノミネートされたデ・ニーロが、同タクシー配車アプリの顔として再びハンドルを握るそうだ。
ある関係者はザ・サン紙にこう話している。
「素晴らしいアイディアです。『タクシードライバー』は、映画史上最もアイコニックな映画の1つですから。でも彼はそのことで確実に批判されるでしょう」
同紙によると、このCMは現在ロンドンで撮影中で、これまでにも英パン製造会社ウォーバートンズやサンタンデール銀行、アメリカン・エクスプレス、起亜自動車などのCMに出演しているデ・ニーロは、「俺に用か?」という「タクシードライバー」の有名なセリフを使う予定だという。
「多くの人は、これらの過去の名作が彼の最高作だと考えていますから、コマーシャル契約を結んだことは少し裏切りのように感じます。でも彼が非常に金のかかる私生活を送っていることは明らかですからね。彼はトラヴィス・ビックルになり、幾つかのフレーズを口にして、それで笑いをとるのです」「彼の過去の宣伝を見てもわかる通り、彼は何の問題もなく自嘲的なことをやってのけます」と同関係者は続けた。