イギリス人モデルのスキ・ウォーターハウス（31歳）は、体重を落としたり見た目を変えたりする要求をはねのけていたという。モデル業界に入ったばかりの頃、仕事を得るために容姿を変えるように言われたことを告白。頑なに断っていたそうだ。

英版エル誌10月号にスキはこう明かしている。

「自分を変えるという初期圧力を思い出す。人と異なっていると、座ったまま、ショーに出れないことを告げられてね」
「『これが真実。仕事をするためにはこんな風でなければならない』とは信じていなかった。成功するために体重を半分にするなんてごめんだったわ」

そして自身の個性やスタイルに関する独自のセンスを貫いたとしてこう続けていた。

「私はスタイルを破壊として活用していた。私の身体そのものを人々に見せないように。これって有効だったなって思う」
「私はとても派手で、多くの場合、虚勢を張り、人々の気をそらすようなスタイルをしていたの」

ヴォーグやタトラーといったファッション誌やバレンシアガと仕事をし、俳優や歌手としても活躍するスキだが、その道のりは平坦なのものではなかったという。

「私をミュージシャンとして遠く隔てたところで誰かが真剣に捉えるなんて誇大妄想な気がしたけど、私はそれを信じ、10年間もそれに向かってやり続けた」
「どうしようもない時期はたくさんあって、『ああ、今の私と違う何かとして受け入れられる日は来るのか』って思っていた」