お笑いコンビ・EXITの兼近大樹（32歳）が、9月4日に放送されたバラエティ番組「コムドットって何？」（フジテレビ系）に出演。「全部燃える（炎上する）」と悩みを打ち明けたコムドットのリーダー・やまとにアドバイスを贈った。　　

番組は今回、芸能界の先輩であるEXITに、コムドットがお悩み相談する企画を実施。やまとは“ガチ”な悩みとして「僕の悩みなんですけど…全部燃える」ことについて、EXITの2人に相談する。

これに兼近は「燃やし切っちゃえば何も言われないよ。『あれ？ もうこいつ、燃えるとこねぇな』って思わせるぐらい行けば」とコメント。続けて「やまとの『オレを潰したら日本社会の損失だ』みたいなタイトルにされてたじゃん。あれってタイトルだけ見たら、みんな『コイツ！何言ってんだ！』ってなるんだけど、よくよく記事見たら本当にその通りだな、と思ったの。オレは。シンプルに若者の未来というか、頑張ってる若者を潰す社会であったらマズい、っていうのは事実だから。だから間違えちゃいないんだよ」と話し、りんたろー。も「基本はそういう社会だもんね」と同意する。

兼近はさらに「特にテレビとかの世界は…若者を潰してなんぼの社会でもあるから。成功者が失敗していく様をみんな見たいのよ。そういう人ばっかりテレビ見てるから」と語ったところで、りんたろー。は「いや…言っとくけど、これテレビだよ？ 大丈夫？ YouTubeじゃないから」と苦笑した。

それでも兼近は「結構そうだしね。下がっていく様とか、失敗している画をみんな見たいから。言ってることとか正直どうでも良くて、やまとが“食らってるとこ”みんな見たいのよ」と止まらず。

そして「食らい続ける」を結論とし、「コンテンツとしてはめっちゃ面白いから。正論言ってるのに世間が正論じゃない風にしてるっていう画も面白いから。根本、言ってることは合ってる」「いま、大変な時期だと思う。人気行き切って、ある程度行き切ったあとはアンチのほうが声デカく見えるじゃん。『なんかオレら、めっちゃ言われるな、何やっても』って思う時期、マジ来るけど、実はそんなことない。（コムドットのことを）好きな人たちが声を出さないだけでいるから、こいつら（アンチ側）なんも見てないから。言ってるだけで何も見てないで楽しんでるから、ずるいんだよな。応援してくれるファンに向けたほうが良いけど、ファンばかりに向いてるとアンチが楽しんでくれなくなって、世間の盛り上がりがなくなるから。ファンを基本かまって、たまにアンチかまってあげると、アンチも炎上という盛り上げをしてくれる。だから意外とマスメディアに目を向けるのも大事なような気もするな。バランス感覚みたいな」とアドバイスを贈った。