タレントの笑福亭鶴瓶（71歳）が、8月27日に放送されたラジオ番組「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」（ニッポン放送）に出演。旅行で行ったハワイ滞在中、夫婦そろって新型コロナウイルスに感染したことを明かした。

鶴瓶は「（ハワイに）着いた7日の日に、うちのやつが『寒い寒い』って言い出して。こんな暑いのに何が寒いねん、と。『なんかゾクゾクするわ…』言うて。こっち（日本でも）コロナになったことないのに、PCRをやったんですよ。やったら、陽性やった」という。

妻の熱は38度7分まで上がり、「あんなの言うたことないのに『しんどい…』言うたんですよ」と辛そうにしていたそうで、鶴瓶は「オレ、どうしてやったらええかわからへんから、『大丈夫か』としか言いようがないし、氷も出していろいろやって。それで、そばにいるじゃないですか。オレは逃げれないじゃないですか、もうそこにいてるから。もううつれと思いました、そのときに。うつったほうが都合いいやんか。ハッキリするしね」「Zoomで向こうのお医者さんに診てもらって、処方箋出してもらって、ここの薬屋へ行ってくださいって。向こう、70（歳）超えたらコロナの薬が出るんですよ。コロナの薬を出して、それでオレはずっと看病してましたよ」と、今年のハワイ旅行は妻の看病から始まったそうだ。

ハワイはホテルではなく、ハワイにある自身の家への滞在だったため、鶴瓶と妻の2人しかおらず、「普通やったら隔離するんですよ？ でも（2人だけだし）もうええわって思って、いろいろやって」過ごしていたところ、翌日、「オレ、熱出てないんですよ？ 36.5なんですけど、朝1回、鼻の穴（に綿棒入れるPCR検査）やってみよ、思ってやったら、オレ陽性やったんですよ。なっちゃいました」と、鶴瓶も新型コロナに感染。

そのため「8月の7日から19日まで休みなんですけど、そのうちの6日間、ずっと部屋におって（笑）」と大幅に予定が狂ってしまったという。

幸い、鶴瓶は何の症状もなく、熱も平熱のままで元気だったこともあり、マスクをして外に出たいとウズウズしていたものの、妻から「絶対ダメ。迷惑かかるから」と止められ、鶴瓶もずっと家の中で過ごしていたとのこと。食料などは知人が運んでくれたそうだが、家に籠もっていた6日間については「ちょっと監禁…牢獄に入ってるような感じでね」「なんのために来てるのか」「ほんまね、おかしなりかけたよ」「毎日毎日時間経つのものすごい遅いで」と振り返った。