落雷から身を守るには? 防災アドバイザーが解説

2023/08/03 22:19 Written by Narinari.com編集部

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8月2日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)で、“落雷から身を守る方法”を、防災アドバイザーが解説した。

番組はこの日、8月1日に関東で発生したゲリラ雷雨の被害を伝えた上で、気象災害から身を守る方法について考えることに。

防災アドバイザーの高荷智也さんは「気象災害の数や規模は年々増えている。そして、今後減る見込みもない。災害が起きた時にとるべき行動を考えてほしい」と訴えた上で、直撃した場合の死亡率が7割を超える「落雷」への備え方について解説。

「直撃した時に助かるかどうかは“運”なので、まずは雷に打たれないことを念頭に置いてほしい」と前置きした上で、「雷が鳴り始めたら、屋内に入ることを最優先にしてほしい。建物がなければ、屋根がついている乗り物の中でもいい。これらがない場合は、周りの中で“1番背が高い存在”になることを絶対に避けて欲しい。だけど、木の下は実は危険だ。木に落ちた雷は地面に流れるが、人間が近くにいると電流が移ってくる。これは電柱の場合も同じ。木や電柱から4メートル離れれば安全だが、目で測るのが難しいので、やはり建物や車に逃げることを第一優先にしてほしい」と力説した。

番組MCのプロフィギュアスケーター・安藤美姫は「1番背が高い存在を避ければいいと思っていたけど、場合によっては危険なことは知らなかった。ゲリラ雷雨の日も、『自分よりも背の高い建物がある』と安心して街を歩いてしまっていた」と反省。

高荷さんは「落雷時は、同時にゲリラ豪雨や竜巻、ひょうが起こる可能性が高い。他の気象災害から身を守るためにも、雷が鳴り出したらとにかく建物の中に逃げてほしい」と補足した。

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