「ジョーズ2」少年ショーン役の元子役、56歳で死去

2023/08/03 06:30 Written by Narinari.com編集部

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1978年作「ジョーズ2」で、少年ショーン役を演じたことで知られるマーク・ギルピンが死去した。56歳だった。悪性の脳腫瘍である膠芽腫(グリオーマ)との長い闘病生活の末、7月29日にテキサス州ダラスで帰らぬ人となったことを、姉で「そりゃないぜ!?フレイジャー」の女優ペリ・ギルピンが公表した。

2022年5月には、「想像できないことに直面している」マークや妻カキ、10代の息子2人を助けるためにクラウドファンディングサイトGoFundMeでページが開設されていた。同ページによると、マークの脳には腫瘍が2つあったそうで、その中の1つは中心にあったため手術でとることができなかったものの、9月には、治療の効果が出ていることが報告されていた。

マークは俳優を引退した後、ソフトウェアエンジニアに転向したが、ガンを宣告される直前に仕事を失っていたことから、企業医療保険を受けられない状況だったという。

「ジョーズ2」でロイ・シャイダー演じるブロディ警察署長の次男に抜擢されたマークは、映画公開時はまだ11歳だった。その後ドラマ「白バイ野郎ジョン パンチ」や「ファンタジー・アイランド」、映画では「ローン・レンジャー」「イーストバウンド」などに出演した。

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