イーグルスの“創設メンバー”死去、公式声明「バンドの初期の成功に貢献」

2023/07/29 12:32 Written by Narinari.com編集部

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イーグルスの創設メンバーの1人であるランディ・マイズナーが死去した。77歳だった。

1970年代初頭、ドン・フェルダー、ドン・ヘンリー、グレン・フライ、バーニー・リードンらとともにバンドを結成したベーシストのランディは、7月26日夜に、慢性閉塞性肺疾患の合併症により、ロサンゼルスで逝去したという。

同バンドは公式サイトにこう声明を発表した。

「イーグルスの創設メンバーであり、ベーシスト、そしてヴォーカリストであるランディ・マイズナーが、慢性閉塞性肺疾患(COPD)による合併症のため、26日ロサンゼルスにて77歳で亡くなったことをご報告いたします」
「先駆的なカントリー・ロック・バンド、ポコのオリジナル・ベーシストとして、1960年代後半にロサンゼルスで始まった音楽革命の最前線にいました」
「ランディはイーグルスに不可欠な存在で、バンドの初期の成功に貢献しました。代表的なバラード曲『テイク・イット・トゥ・ザ・リミット』を聴けば明らかなように、彼のヴォーカルの音域の広さには驚かされます」

声明によると、ランディの葬儀の詳細は未定だという。

1977年にバンドを脱退したランディ。その後任としてイーグルスには以前ランディが在籍してたバンド、ポコのベース担当だったティモシー・B・シュミットが加入した。バンド脱退後のランディは、1978年のセルフタイトル盤、1980年の「ワン・モア・ソング」など数々のソロアルバムをリリースした。

1994年のイーグルスの再結成ツアーには参加しなかったが、1998年、同バンドがニューヨークでロックの殿堂入りを果たした際、かつてのバンドメンバーとともに「ホテル・カリフォルニア」と「テイク・イット・イージー」を演奏した。2013年、同バンドの「ヒストリー・オブ・イーグルス」ワールドツアーに招待されたものの、健康上の問題で辞退を余儀なくされていた。

2015年、双極性障害と診断されたランディは裁判官から定期的に治療を受けるよう命じられており、裁判記録には重度のアルコール依存症の問題を抱えていたことも記されている。翌年2016年には、妻のラナ・レイ・マイズナーが拳銃の暴発により死亡していた。

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