ヴィクトリアズ・シークレット、“障がい者向け”コレクション発表へ

2023/07/29 06:00 Written by Narinari.com編集部

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ヴィクトリアズ・シークレットが、ニューヨーク・ファッションウィークで、アダプティブ(適応性のある)ランジェリーを披露する。同ブランドは、9月に開催されるチャリティー団体ランウェイ・オブ・ドリームズのショーの一環として、身体障がい者や知覚障がい者のためのコレクションを発表する予定だ。

同団体を設立し、トミー・ヒルフィガーのアダプティブ・コレクションを支援したミンディ・シャイアー氏は、昨年のファッションショーにヴィクトリアズ・シークレットの幹部を招待したことで同ブランドとつながり、障がい者の女性たちが「セクシーさを感じることについて、普通の女性と同じくらい気にしている」ことを話したという。

シャイアー氏はこう語る。

「ヴィクトリアズ・シークレットは、この女性たちのニーズを理解する必要があっただけではありません。この消費者全体を理解する必要がありました」

ヴィクトリアズ・シークレットは、同チャリティ団体と協力してコレクションを開発、ショーのキャスティングも行っており、同商品がビジネス市場における「初めての試み」だとしている。

同ブランドのチーフ・ダイバーシティ・オフィサー、リディア・スミス氏は、声明の中でこう話している。

「市場という観点から見れば、(障がいを持つ)人々はたくさんいます。これは大きな購買力です」
「これは私たちにとって初めての試みです。そしてこれは、私たちの大きなビジネスのほんの一部です」

同新商品は、関節炎や脳性麻痺、自閉症に至るまで、さまざまな障がいに対応し、ヴィクトリアズ・シークレットやピンクのコレクションの一部を形成する。

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