遭難死の英俳優、遺体は発見も“死因”は特定できず

2023/07/26 00:14 Written by Narinari.com編集部

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登山事故で亡くなった英俳優ジュリアン・サンズ(享年65)の“死因”は特定できていないという。

「眺めのいい部屋」で知られるジュリアンが最後に目撃されたのは、今年1月の米カリフォルニア州マウント・バルディ地区で、6月24日、捜査当局はハイカーによって発見された遺体が間違いなくジュリアンのものであったことを確認、捜索のため「精力的に活動してくださった」人々に感謝していた。

そして今回、残されていたジュリアンの遺体の「状態」からは正確な死因は特定できないことも確認されたという。

当局者はピープル誌に対し「ご遺体の状態から死因は未だ確定できておりません。こういったケースではよくあることなのです」と語っている。死因についてはまだ調査中で、今後の検査結果が待たれている。

熱心なハイカーで登山家でもあったジュリアンは、1月13日にマウント・バルディ地区でのハイキングから帰宅せず、行方不明になったと報じられた。それ以降、ジュリアンの捜査は地上と空から8回行なわれたものの、3月には雪崩の危険性により捜索が一時中止、6月17日には、80人の捜索救助ボランティア、保安官代理、スタッフ、そして2機のヘリコプターとドローンがジュリアンの捜索に向かったものの発見には至らなかったと保安官事務所から発表がなされていた。

ジュリアンには、妻のエフゲニア・シトコウィッツ、娘のイモージェン・モーリー(26歳) とナタリア・モーリー(23歳)がおり、元妻サラ・サンズとの間には息子のヘンリー(37歳)をもうけていた。

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