千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーが7月13日、都内で行われた、宮崎県都城市による移住促進キャンペーン「住めば住むほど都城」のPRイベントに登壇。都城市から自身初となる“住民票”を授与された。

宮崎県都城市は、「10年後に人口増加へ！」を目標に掲げ、子育てに関する「3つの完全無料化」や、日本トップレベルの「移住応援給付金」など様々な取り組みを行っており、今回はそのPRイベントを都内で開催。イベント冒頭では、都城市の池田宜永市長が「（キャンペーンキャラクターに）『最も都城市に移住しなさそうな人』であるふなっしーさんを起用しました」と、起用の理由を説明した。

また、キャンペーンの中で、ふなっしーの活躍（？）について池田市長は「ふなっしーさんには都城市にもお越しいただき、市内各地で暴れている動画もあります（笑）」と話し、「これから全国に都城市の良さを発信してくれると期待しています」とも。

そして、「よろしくおねがいしますなっしー！！梨汁ブシャ―！」と勢いたっぷり、元気に登場したふなっしーは、MCより「暑いですね」と振られると、「昨日撮影で山梨まで行ってきたんですけど、気温32度の中、焼き梨タルトになるところだったなっしー！」と“ふなっしー節”全開の回答で会場を湧かせた。

今回、キャンペーンキャラクターに起用された都城市については「宮崎県には何度か来たことはあったけど、都城市に来たことは初めてで、歴史も好きだから神社とかも回ったなっしな！」とコメント。

PR動画の撮影で大変だったことを聞かれると「やっぱり雨と湿気がすごかったから、大変だったなしな。やっぱり湿気に弱いから」と、梨のキャラクターであるふなっしーならではの苦労エピソードを披露すると、会場からは笑いが起こった。

MCから「そんな撮影を通して、たくさん梨汁も出たんじゃないでしょうか」と振られると、「びっちゃびちゃに出ましたなっしー！ブシャ―！！ドライフルーツになるレベルの勢いで出ましたよ」と、都城市を満喫したと語った。

イベントでは、キャラクター就任を果たしたふなっしーに、池田市長よりプレゼントがあることが発表され、都城市移住促進キャンペーン「住めば住むほど都城」への多大な貢献に感謝の気持ちとして、特別住民票を贈呈。「ふなっしー、非公認で船橋市のも持ってなかったので、初めての住民票です」と意外な事実を告白した。