“尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏（76歳）が、7月13日に放送された情報番組「めざまし8」（フジテレビ系）に出演。12日に亡くなったタレント・ryuchellさん（享年27）の死を悼んだ。

番組でryuchellさんの訃報を取りあげる中、コメントを求められた尾木氏は「なかなか…気持ちがまとまらないというか、頭混乱していて、夕べから。僕のMCやってる番組に何回も出てもらったり、いろんなちょっと地味な大人びた番組の中でもですね、若いのにすごい的確な分析力だとか、言葉の使い方がすごい丁寧なんですね。素晴らしいなと思っていた」と語る。

また、個人的にもDMでやり取りする仲だったそうで、「『きょうはパワースポット行ってきたよ』って写真送ってくれたり、ryuchellさんが悩んでるときに励ましのメッセージ贈ったりとか、そんな風にしてたんで、なんか自分にできることがあったんじゃないかという思いで、すごい悔しくてたまらないです」と辛い胸の内を語った。

また、番組中盤、番組MCの谷原章介に改めて「ryuchellさんという方はとても思慮深くて、相手に怒りの感情だったり強い言葉だったりは絶対使わずに、綺麗な優しい言葉を使う方でしたよね」と話を振られると、尾木氏は「ほんとそうでしたね。それもかなり地味なテーマに対しても、25．6歳のときもそうですけど、鋭くね、ちゃんと受け止めて、言葉で返してくれるんですよね。だからほんとに類い希な方だったと思います」と偲んだ。