LINEは7月12日、2023年上半期における“若年層の流行に関する調査”の結果を発表した。

この調査は、全国の15〜24歳のLINEユーザー約4,500名を対象に、“最近の流行”についてアンケートを実施したもの。同社は四半期ごとにこの調査を実施しており、今回は3月、6月（上半期）の調査結果を発表した。　　

最新6月期の若年流行調査の結果は、「推しの子」が1割強と急上昇し1位に。2位には「ちいかわ」、3位には「TikTok」がランクインする結果となった。これらは3月期から割合も大きく変わらず、引き続き流行している様子がうかがえる。また、9位には「ゼルダの伝説シリーズ」が急上昇ランクインした。

上半期について同社は「ランキング上位の常連の『TikTok』や『Snow Man』、また『原神』などのゲームタイトルをはじめ、話題のアニメ作品として『ブルーロック』『ちいかわ』『推しの子』などが3月期・6月期でそれぞれ上位となった」と総括している。

さらに、6月期における男女年齢別の結果は、次の通り。

・すべての男女年齢区分で「推しの子」が1位となった。
・男女ともに15〜18歳では、根強い人気の「プロジェクトセカイ カラフルステージ！feat.初音ミク」がランクインし、男性15〜18歳では3位にランクインした。
・男性15〜18歳では「崩壊：スターレイル」が9位にランクインした。
・男性19〜22歳、23〜24歳の層では「ゼルダの伝説シリーズ」が上位となった。
・男性19〜22歳では「麻雀」が6位にランクインした。
・男性23〜24歳では、話題の「ChatGPT」がランクインした。
・女性15〜18歳では「TikTok」が他の年齢層に比べて順位が高い傾向にあった。
・女性19〜22歳、23〜24歳の層では「ちいかわ」が2位となり、流行が続いている様子がうかがえる。
・女性19〜22歳ではSNSアプリの「BeReal」が急上昇ランクインした。
・女性23〜24歳では「名探偵コナン」や「王様に捧ぐ薬指」もランクインする結果となった。